五十嵐曰く、「このﾗｲﾌﾞでｼﾛｯﾌﾟを終わりにしようと思っていた」という解散未遂ﾗｲﾌﾞ。自分の為ではなく、人の為に歌おう。これからも歌い続けよう。そう五十嵐に決意させた、ｼﾛｯﾌﾟの歴史上で最も重要な１日の全貌が、此処に。

どんなに悲観しても、決して開き直らないのが彼らのｽﾀｲﾙ。(Mukai Shutokuも同様)ﾜﾀｸｼ個人の見解ですが…。 絶望は希望のCOPYであって、逆もまた然り。

死をｲﾒｰｼﾞさせるｻｳﾝﾄﾞと､それに絡み付く不可解な言葉達が､生と死が対照的な物ではない事を表しているようです｡

Rebornがあればいいのさ。 「ただ何かいいな」って空気。それがロックだもの。

カラオケでよく唄ってます（笑）。有線でもたま〜に流れるよね。

全人類兄弟、けんちん汁頂戴。はじめ聴いた時は「けんちん汁っておもろい言葉使うな五十嵐」と笑ったがこの対比にはびっくりした。けんちん汁がなにをメタファーしているかは知らないけど、多分全人類兄弟よりけんちん汁が欲しいんですよ人は。

羊はメェーとなく。sheep！それを表現した！

音像は新しくもないし数ある音楽の中では特に感覚に訴えてくるわけではないけれど、（日本では）他のバンドには無いドロッとした感じがいい。歌詞はホント一級品！！！。音と歌詞の融合って素晴らしい。音が良いバンドは多いが歌詞が深く心の根元まで突き刺さってくるような気がするバンドは中々いないからね。考えるなといわれても考えて（色々と自問自答して）しまうアルバム。まぁもちろん歌詞関係無しでも楽しめると思います。

手を取り合って 肌寄せ合って ただ「なんかいいなぁ」って空気があって。　 一度にそんな　幸せなんか 手に入るなんて思ってない。 遠回りして行こう

どこまでも、強く現実的。ネガティブでもポジティブでもなく、またあり、感じる事も考える事も、事実としてある矛盾を受け入れ、回りに回わる思考。その状態の、その時々の破片の言葉。　感じれるだけの、曖昧な感じを詩として、言葉として、ここまで具体的に表現し続ける彼らの強さ弱さなどなど、とても魅力的！　最近になってsyrupの言葉がますます染み入る。