フィルのファンの皆様、ナイトライフはリマスターされていませんでしたし、同時発売のファイティングはＢＢＣライブが少なく２枚目がいまいちですが、これはよい！やっと涙のリマスター…ギャリーのソロとゴーハム、ロバートソン加入による再生したリジーの良さを堪能できます。買って損はありません！

2012年にもボックスセットがでますね。サイクス期の未発表音源とかあれば、期待したい。

John Sykes在籍時の貴重な映像という事は間違いありません。収録曲も素晴らしく、こんなにイキイキとステージを駆け回るJohn Sykesは本当に珍しいと思います。･･･が、せめて「LIVE AT THE REGAL THEATRE HITCHIN,1983」くらいのレベルなら最高だったのですが、音声のバランスが悪い箇所があり、全体的にはあまりにも画像が暗すぎる！ でも本当のファンならそれくらい我慢ってとこか･･･

このレビューを書いておられるほとんどの皆さんのご意見に、全く同感です。Thin Lizzyの現役時代は、このアルバムは酷評されていましたが、私は、Snowy White時代は、Gary Moore参加の“BLACK ROSE”に勝るとも劣らぬぐらい大好きで愛聴しております。1曲目の“Angel Of Death”は、今となっては、まさに次作を予見するかのごとくメタリック的な仕上がりで、気持ちいいです。2曲目“Renegade”もシックリと落ち着いたベースラインと、Phil Lynottの搾り出すような魂のヴォーカルが秀逸な曲に仕上げております。3曲目“Pressure Will Blow”、4曲目“Leave This Town”、5曲目“Hollywood”は、Thin LizzyのROCKな側面を見事にあらわしており、6曲目の“No One Told Him”や7曲目の“Fats”は昔ながらのLizzyを体現しており、8曲目の“Mexican Blood”はPhilのソロをいい感じで醸し出している。9曲目の“It’s Getting Dangerous”は、これまた長さ5分を超えながらも、LizzyとPhilの魂が込められた力作となっています。このアルバムは、末永く愛着を持って接することができる名作です★彡

この時期はメタリックなサウンドによるカッコ良さがありますね。「THUNDER AND LIGHTNING」が収録されていること、サイクス在籍時の他のライヴDVDと比較し収録曲が11曲と多いことがお勧めです。他にサイクス在籍時のライヴ映像としては、BBCの『SIGHT AND SOUND CONCERT』をDVD化したものが何度か発売されています。収録曲は8曲。つい最近も『LIVE AT THE BBC』に収録されていました。本DVDとは4曲しか被っていないので両方持っていて損はないと思います。あとは、作りが雑じゃなければ良いのですが…。

THIN LIZZYが英国国営放送（BBC)に出演したものを集めCD6枚＋DVD1枚に収録したものです。英国以外のファンには嬉しい商品化です。過去に公式音源としてリリースされたアルバム『THE PEEL SESSIONS』の収録曲を除けば殆ど初と思われる。また、なんと言っても素晴らしいのはDVDに収録されている映像の鮮明さ、奇跡的な美しさです。サラウンド収録をせず、オリジナルの映像を高画質にコレでもかというレベルで収録しています。中には、ゲーリーの『BACK ON THE STREETS』のパフォーマンスが、フィル・リノット（B）、スコット・ゴーハム（G）、コージー・パウエル（DS）、ドン・エイリー（KEY）というメンバーで2曲収録されています（涙）。流石、英国国営放送！正直、今回収録から漏れているものもある。ジョン・サイクス在籍時のライヴ音源などがいい例です。恐らく他にもあるでしょう。しかし、こんなものを手にしてしまうと他のバンドの音源や映像もリリースをして欲しいと思ってしまう。また、日本の国営放送にも見習ってもらい、TVやFM放送した海外アーティストの来日ライヴ映像、音源の商品化を行ってもらいたいと思う。とにかく、これはTHIN LIZZYファンだけでなく、広く皆にGETしてもらいたいと思います。

DVD：Live on The Old Grey Whistle Test, 1979のメンバーに驚愕・・！ Rainbow在籍？のCozy Powell、Don Aireyが参加しています。 Gary Mooreをメインとしていますが、若き姿を垣間見た感動があります。 勿論、Phil Lynott、Scott Gorhamのサポートも素晴らしく、このメンバーでTourを行っていたならNWOHM以前のRegendとなっていたでしょうね。

今回の収録曲数は少ないので、MAN AND HIS MUSIC V,VIは手放せません。 アリバイのシングルのほうも収録してくれませんでした。公式盤なので収録されたものは、前より音質はよくなっているでしょうが。

ブラックローズの凄さは筆舌に尽くしがたいものがある。メロディの美しさ、ダイナミックな構成、フィルの個性とツインリード、ブライアンダウニーの正確無比なドラム。正にこのバンドでしかできない曲。ほか、アリバイやサラは勿論ウィズラブも名曲。名盤です。

昔らしい古臭さは残っていますが、ライヴアルバムの名盤だと思います。新規リマスターはあまり96年盤と大差ないですが、聞く価値はあります。