速けりゃいいというものでもないし、遅けりゃいいというものでもない。肝心なのは楽曲。そしてこのアルバムは聴きこんでも、多くの曲が耳から流れていく。次作に期待します。

速い曲がないので、じっくり聴き込めます。が、あまり曲自体が芳しくないため、聴き込めば、聴き込むほど飽きが来る。それから、音質もう少しお金をかけてやって欲しい。

良い曲もあるけど、駄曲もあるかな。もう少し曲数を絞るか、前のようなファストチューンを入れてほしかったです。音楽的に成長をを図ろうとした意図は分かるけど、全曲変えてくるのはちょっと賛同しかねます。光るものはあるので、次回に期待です。

聴かず嫌いしそうなほど悪くはないけど、手離しで絶賛できるほど良くも無い。僕も速い曲を求めるファンの中の1人ですが、彼等が現状に満足することなく「成長」しているバンドということを再確認できたと思う。

何と言うか、「フィンランドを感じる」アルバムです。フィンランド･メタルという意味ではなくて、フィンランドの自然とかそういう…。メロディは聴き込んでいくうちに良い印象に変わると思います。骨組みを変えたから、最初はその変化に戸惑って、そればかりに気を取られてしまうのかもしれません。それとトニー･カッコの歌い方の変化も影響しているかも。もう少し丁寧に歌って欲しかったかな。9曲目の疾走曲もなかなかの逸品です。サウンドは分離が悪いです。私はウィンターハーツのサウンドが好きでした。

このアルバムと2ndの頃のソナタは最強だったと思う。あれから7年。彼等は「成長」と引き換えに、このアルバムに宿る「初心」を忘れてしまったのだろうか・・・。

本作発表当時のソナタは、「若手No.1バンド」として手離しで絶賛されていたのを憶えている。誰がなんと言おうと、1stと本作は2000年代を代表する名作だと断言したい！

以前からミドルテンポの曲も良かったので、スピードチューンがなくなったこと自体はそれほど気にはならないです。 が、彼らのトレードマークである判り易いメロディまでがなくなったのは少しやりすぎかなと思います。 一曲一曲の出来は悪くはないけれども印象に残るものもないというのが正直なところです。 ここまで一気に変えなくても３、４枚で段階的に変えていけばよかったのではないでしょうか？

全体の構成がいいので最後まで飽きないっ！！ ってところがいい！ ソナタ渾身のアルバムです 個人的には４曲目がオススメ （＾＾）

実際スピードソングより ミドルテンポが元からいい曲が多かったので、今回はそれの典型的な形。頭に残るメロディー、浮かぶ情景すべてにおいて若手バンドからの脱却したんじゃないかなぁ？完成度は最高！聞かなきゃ損。