イタリア勢による長生 淳のサクソフォン四重奏曲を収録!
現代的なもの、あるいは過去の偉大なレパートリーのトランスクリプションと結び付けられることが多いサクソフォン四重奏の世界とレパートリー。
イタリアのヴァーグ・サクソフォン四重奏団は、この編成のために書かれた最重要作品のひとつであるグラズノフの『サクソフォン四重奏曲』と、その数十年後に書かれたフランス新古典主義のフランセの『組曲』で歴史の編成を表現し、さらにはトルヴェール・クヮルテット結成15周年を記念して作曲された長生 淳の傑作『サクソフォン四重奏』を加えることにより、異なる時代、文化的背景を持つ3つの作品を通じて1世紀以上に渡るサクソフォン四重奏の歴史を描いています。
ヴァーグ・サクソフォン四重奏団は2018年にイタリアのザグレブで行われた第18回ワールド・サクソフォン・コングレスにイタリアを代表して出演し、新作初演を任されるなど近年活動を活発化させている期待のアンサンブルです。(輸入元情報)
【収録情報】
● グラズノフ:サクソフォン四重奏曲変ロ長調 Op.109
● フランセ:サクソフォン四重奏のための組曲
● 長生 淳:サクソフォン四重奏曲
ヴァーグ・サクソフォン四重奏団
アンドレア・モッチ(ソプラノ・サクソフォン)
フランチェスコ・ロンツィオ(アルト・サクソフォン)
マッティア・クイリコ(テナー・サクソフォン)
サルヴァトーレ・カステッラーノ(バリトン・サクソフォン)
録音時期:2021年9月
録音場所:イタリア、ソンチーノ
録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)