『バゼヴィの写本〜オーストリア、マーガレット王女の宮廷音楽』　ドロテー・ミールズ、ボレアス・カルテット・ブレーメン

名古楽歌手ミールズとボレアス・カルテット・ブレーメンが共演！
16世紀初頭、オーストリアのマーガレット王女の宮廷で演奏されていた音楽をカラフルに描き出す！

ボレアス・カルテット・ブレーメンと名古楽歌手ドロテー・ミールズがオーストリアのマーガレット王女の宮廷で演奏されていた「バゼヴィの写本」からの作品を収録しました。「バゼヴィの写本」は16世紀初頭、作曲家で多くの写譜も手掛けたピエール・アラミレ[1470-1536]の工房で作成されたもの。ルネサンス期のフランス＝フランドル楽派のシャンソン、モテット、ミサ曲などを集めたもので、声楽曲、器楽曲などの作品が残されています。その中心は即興的かつヴィルトゥオーゾ的な装飾を加えることもあり、当時演奏されていた音楽がいかに色彩豊かであったか、当アルバムではその姿を現在によみがえらせました。
　北ドイツの都市ブレーメンを本拠とするリコーダーの四重奏団「ボレアス・カルテット・ブレーメン」は様々なリコーダーを駆使し、非常に幅広い表現を可能にしており、ルネサンス期から現代まで幅広く演奏を展開しています。メンバーの1人、ユリア・フリッツはアウディーテ・レーベルからノターリ＆フォンタナの作品集をリリースしています。（輸入元情報）

【収録情報】
1. 作者不詳：アヴェ・マリア
2. ヒセリン：今はただ死を待つばかり
3. ラ・リュー：Plorer gemier / レクィエム
4. オブレヒト：レクィエム
5. ラ・リュー：Il viendra le jour desire
6. ラ・リュー：Puisque je suis hors du compte
7. コンペール：Scaramella fa la galla
8. 作者不詳：Amours mon fait
9. ブリュメル：James que la
10. ラ・リュー：今はただ死を待つばかり
11. ピペラーレ：今はただ死を待つばかり
12. オケゲム：今はただ死を待つばかり
13. アグリコラ：out a pour moy
14. 作者不詳：アヴェ・マリア
15. アグリコラ：Sonnes, muses
16. プリオリス：Deuil et ennuy
17. プリオリス：Royne du ciel / Regina caeli
18. オブレヒト：Missa Fortuna desperata（キリエ／サンクトゥス／オザンナ）
19. ラ・リュー：Ma bouche rit
20. イザーク：La mi la sol
21. 作者不詳：アヴェ・マリア

　ドロテー・ミールズ（ソプラノ：1,3,5-8,10,12,14-18,20,21）
　ボレアス・カルテット・ブレーメン（リコーダー四重奏団）
　　ジン＝ジュー・ペク
　　エリザベス・シャンポリオン
　　ユリア・フリッツ
　　ルイーゼ・マンスケ

　録音時期：2020年8月6-9日
　録音場所：ドイツ、バッスム、聖マウリティウス福音教会＆聖ヴィクトル教会
　録音方式：ステレオ（デジタル／セッション）

　エグゼクティヴ・プロデューサー：ルトガー・ベッケンホーフ
　ディジパック仕様