CD 輸入盤

ブリタニック号のオルガン第1集(2CD)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
OC840
組み枚数
:
2
レーベル
:
:
Europe
フォーマット
:
CD
その他
:
輸入盤

商品説明

ブリタニック号のオルガン 第1集(2CD)

スイスのバーゼル近郊のゼーヴェンにある「自動演奏楽器博物館(Museum fur Musikautomaten)」。ここには、バーゼルで印刷業を営み成功を収めたハインリヒ・ヴァイス氏が自ら蒐集してきたオルゴールなどの自動演奏楽器が収蔵されています。この中の1台が今回のアルバムの主人公です。
 豪華客船タイタニック号の姉妹船「ブリタニック号」。1871年に汽船運航を始めた英国の名門船会社ホワイト・スター・ラインが建造した大型豪華客船ですが、完成しないうちに第一次大戦となり、戦争中病院船として働いている途中で、エーゲ海で触雷して沈没し、一度も客船として就航できませんでした。
 このブリタニック号には、ピアノ・ロールでおなじみヴェルテ社の自動演奏オルガン「フィルハーモニック・オルガン」が搭載されていましたが、沈没と同時に行方不明になってしまいました。1世紀以上も消息が不明だったこの銘器ですが、ヴァイス氏のコレクションの一つがそのオルガンではないかと推測。手がかりも発見し、2006年から秘かに修復作業を行ってきたのです。そして見事に修復完了。2007年10月に一般公開し、世界的な話題を呼んだというものです。この楽器は「ブリタニック・オルガン」と命名され、博物館で展示されると同時に、ヴェルテのロール紙の演奏を行い、また実際の演奏も可能です。海に沈んだ楽器が再び音を奏でる姿は感動的ですらあります。珍しい楽器をこよなく愛する「OEHMS」ならではの、貴重な音を伝えるシリーズです。(OEHMS)

【収録情報】
CD1
【初期ヴェルテ・フィルハーモニー・ロールより】
1. モーツァルト:歌劇『フィガロの結婚』序曲 ヴェルテ・ロール421(マスター)
2. グリーグ:ペール・ギュント組曲より『朝』 ヴェルテ・ロール213(マスター)
3. グリーグ:オーゼの死 ヴェルテ・ロール213(マスター)
4. ベートーヴェン:『エグモント』序曲 ヴェルテ・ロール956(コピー)
5. ベルリオーズ:ファウストの劫罰Op.24より「妖精の踊り」 ヴェルテ・ロール53(マスター)
6. ワーグナー:歌劇『ローエングリン』より ヴェルテ・ロール642(マスター)
7. エロール:歌劇『ザンパ』序曲 ヴェルテ・ロール236(マスター)

【最初期のオルガン録音集】
8. J.S.バッハ:コラール前奏曲『わが心の切なる願い』BWV727 ヴェルテ・ロール717(マスター)
9. J.S.バッハ:前奏曲とフーガハ短調 BWV549 ヴェルテ・ロール716(マスター)
 オルガン演奏:カール・ホフナー[1842-1912]

10. ギルマン:ヘンデルの主題による行進曲 ヴェルテ・ロール776(コピー)
 オルガン演奏:カール・ヘルマン・ケール[1855-1919]

11. レーガー:田園曲 ヴェルテ・ロール1664(コピー)
 オルガン演奏:クラレンス・エディ[1851-1937]

12. メンデルスゾーン):歌劇『ルイ・ブラス』序曲 ヴェルテ・ロール1241(マスター)
 オルガン演奏:エドウィン・H・ルメル[1865-1934]


CD2
【ゼーヴェン国立博物館のブリタニック号オルガン、デモンストレーション】
1. カラーツ:トッカータよりフィナーレOp.23-3
2. J.S.バッハ:主よ人の望みの喜びよBWV147
3. J.S.バッハ:わが魂は主をあがめBWV648
4. J.S.バッハ:オルガン協奏曲BWV592iiより第2楽章(ヨハン・エルンスト編)
5. ハイドン:音楽時計の音楽より第18番ヘ長調『茶話会』
6. ハイドン:音楽時計の音楽より第5番ハ長調
7. リンドベルイ:Gammal Fabodspsalm fran Dalarna
8. メンデルスゾーン:オルガン・ソナタOp.65-4〜第2楽章
9. ボエルマン:ゴシック風メヌエット
10. レーガー:ベネディクトゥス
11. グリソン:トッカータ ヘ短調
 オルガン演奏:デヴィッド・ラムゼイ
 その他(全17トラック)

 録音時期:2011年2月、3月
 録音場所:スイス、ゼーヴェン、自動楽器博物館
 録音方式:デジタル
 Recording Supervision, Editing and Mastering: Andre Scheurer

内容詳細

ブリタニック号は有名な豪華客船タイタニック号の姉妹船で、第一次大戦中にエーゲ海で沈没。この船にはヴェルデ社の自動演奏オルガンが設備されていた。これを海中から引き揚げて修復。2007年に一般公開され話題を呼んだオルガンが聴ける。19世紀の名残を伝える音色は美しくも生々しい。(長)(CDジャーナル データベースより)

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