DVD

R.シュトラウス:英雄の生涯、死と変容、モーツァルト:交響曲第40番、ベートーヴェン:交響曲第7番 ベーム&ウィーン・フィル(1964、64)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
DLVC1211
組み枚数
:
1
レーベル
:
:
日本
画面サイズ
:
通常
:
白黒
フォーマット
:
DVD

商品説明

ウィーン・フィルと名指揮者達がついにDVDで登場!
ORF(オーストリア放送協会)秘蔵の映像より歴史的なコレクションを一挙発売。
セル、ベーム、オーマンディら巨匠たちと、豪華なソリスト陣との夢の競演がここにDVDとして復活します。

ウィーン・フィルと名指揮者達/カール・ベーム編
これぞまさにベーム全盛期の映像!(ドリームライフ)

【収録情報】
・R.シュトラウス:交響詩『死と変容』 [24分]
・R.シュトラウス:交響詩『英雄の生涯』 [50分]
・R.シュトラウス:ピアノと管弦楽のためのブルレスケ [18分]
 ニキタ・マガロフ(ピアノ)
 ウィリー・ボスコフスキー(ヴァイオリン・ソロ)
 ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
 カール・ベーム(指揮)

 収録時期:1963年5月19日
 収録場所:ウィーン、コンツェルトハウス(ライヴ)

・モーツァルト:交響曲第40番ト短調 [24分]
・ベートーヴェン:交響曲第7番イ長調 [38分]
 ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
 カール・ベーム(指揮)

 収録時期:1964年1月26日
 収録場所:インスブルック・オリンピック開会式典コンサート(ライヴ)

 モノクロ、リニアPCMモノラル、片面2層、154分、4:3

内容詳細

ベームが1963、64年の全盛期にウィーン・フィルを振った貴重な映像集。特に得意としたR.シュトラウスの「死者と変容」と「ピアノと管弦楽のためのブルレスケ」は初映像化で、ファンには見逃せない。(CDジャーナル データベースより)

総合評価

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ボスコフスキーがコンマスを務めていた時代...

投稿日:2011/07/22 (金)

ボスコフスキーがコンマスを務めていた時代のVPOと絶頂期のベームとのこんなに美味しいライヴが一枚に収まってるのが不思議なくらいのDVDです(笑)だってR.シュトラウスで1枚、ベートーヴェン、モーツァルトで1枚でも不思議はないでしょう。。。で、これが一枚に入っているだけでも凄いのですが、演奏はどれも超弩級です!!「英雄の生涯」「死と浄化」は息を呑む名演です!!黄金時代のVPOがどれほど上手かったか!!それを映像で観ることができるのが本当に嬉しいです!私は特に「英雄の生涯」が気に入りました!全く別の曲にさえ聴こえます!ベームもVPOも燃焼度が違いますし、とくに「英雄の戦場」から以降はもう尋常ではないノリに息苦しくさえなりました。聴衆が演奏を始めようとしたベームに拍手を止めない気持ちが分かりました(笑)「死と浄化」も圧倒的名演です!神々しいとはこういうことかと実感させてくれます。とにかく説得力が異次元ですね。またベートーヴェンの7番はベームらしい燃焼度の高いこれまた名演です。1→4楽章へと煽ってゆくあたりはNHKから出ているブラームスのライヴとかと同じですね。最近のVPOとは全く違う、王者のような風格はベームが振っているからだけではないでしょう!とにかく素晴らしすぎます!!

しるばーさたん さん | 大阪府 | 不明

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待ちに待った映像である。ベームが芸術上も...

投稿日:2010/12/19 (日)

待ちに待った映像である。ベームが芸術上も円熟をきわめ、またオーストリアにおける政治的位置も(カラヤンと当局の諍いも手伝って)再び最高潮に達していた時期であった。彼がこの国の聴衆に愛されていた様子が手に取るように伝わってくるし、ウィーン・フィルの魅力も申し分ない。 しかしながら残念なのは、モーツァルトとベートーヴェンにおいて画像と音声のシンクロナイズがあまりに甘いこと。この素晴らしいドキュメントに対して、どうしてもっと緻密な仕事が出来なかったのだろう。この評価にせざるを得ないのが残念で仕方がない。

goett さん | 東京都 | 不明

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まずドリームライフさんへ。12月のベームのコシについ...

投稿日:2010/04/10 (土)

まずドリームライフさんへ。12月のベームのコシについてレコ芸である批評家が「こんなハイレベルな映像がお蔵入りになっていたとは信じ難い」と書いていたが、僅か3ヶ月後に再び超弩級の映像リリースとは感謝の言葉も無い。ベームの芸術の全盛期の高み、当時の活躍ぶりを克明に今に伝える素晴らしい内容だ。特に「死と変容」「第7」には圧倒的な感銘を受けた。シュトラウスは63年(ベーム68歳)、コンツェルトハウスでの映像だが、盛大な拍手で「英雄」が始められない。ベームが2度客席を振り返ってようやく演奏開始(ベルリンのフィガロで吉田秀和氏が同様な体験をしたことが氏の「ヨーロッパの響き、ヨーロッパの姿」に出てくる)。序盤はきびきびと開始されるが(英雄の伴侶でのボスコフスキーのソロが何とも雄弁にして優雅−弾く姿も)、「業績」、「引退」では格調高く、そして熱く熱く音楽が高揚していく。輪をかけて素晴らしいのが「死と変容」。SKDとの凄絶ライブ(72年)に比肩する。音はモノだが、映像が眼光鋭いベームの鋭敏なリードと、本気モードのVPO(弦の高音の美しさ、管の感興の豊かさ−一発ライブだからミスもあるが)が合わさった時に、曲の真価が開花する様を明らかにする。インスブルックライブは64年。この年ベームは「オーストリア音楽総監督」という名誉称号を受けている。国家行事のオリンピック開催記念コンサートは当然の出番であったのだろうが、ここでのベームとVPOの燃焼度、集中度は凄まじい。 「40番」。BPO盤と基本は似ているが、より緊張感と美しさが増し、4楽章はBPO盤より40秒ほど速く駆け抜けていく。「第7」は克明だが重すぎないリズム、重厚だが輝かしい音で溌剌と曲を進めていく。最終楽章は初めから快速だが、大まかにいえば2回アッチェランドをかけて(ベームが腰を突き出す例のポーズと左手をかきまわしながらオケを煽りVPOが懸命についていく様は壮観)大熱演を圧倒的に締めくくる[6分51秒はフルトヴェングラーVPO(50年EMI)とほぼ同じ]。構成感と情熱が両立した最高級の名演だ。 ベームのライブも増えてきたものの、不思議なことに60年代のものは50年代よりも少ない。この指揮者の芸術の全貌(真価)はまだまだ明らかにされていないという感を私は強く持っている。ドリームライフさんには次々と「ドリーム」を「現実」のものしていただきたく、更なる御健闘をお願いしたい。

千葉のアリアドネ さん | 千葉県 | 不明

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