オールスター・キャストのコンサートと
イスラエル・フィルのすべてがわかるドキュメンタリー
日本語字幕付き
ヴァイオリニストのフーベルマンの呼びかけで、ヨーロッパのユダヤ系音楽家たちがパレスチナに建設したオーケストラがトスカニーニの指揮で初披露されたのが1936年12月26日。それが今日のイスラエル・フィルとなり、2011年に創立75周年を迎えました。それを祝い2011年12月に行われたコンサートをライヴ収録。同オーケストラ終身音楽監督を務めるズービン・メータが全曲の指揮を務め、ベートーヴェンの交響曲第8番のほか、ロシア出身のユダヤ系スター3名、ジュリアン・ラクリンがサン=サーンスの『序奏とロンド・カプリチオーソ』、ヴァディム・レーピンがショーソンの『詩曲』、エフゲニー・キーシンがショパンの『ピアノ協奏曲第1番』を披露するという超豪華プログラム。3者とも渾身の熱演で、観客の熱狂ぶりが感動的です。
さらに興味深いのが、ヤーノシュ・ダルヴァシュ監督による『カミング・ホーム』と題されたドキュメンタリー。イスラエル・フィル創設を軸に、イスラエルの歴史と20世紀にユダヤ人が被った悲劇も盛り込まれ見応え満点。イスラエル・フィルの歴史では、ラジオのインタビューや個人が撮影したホーム・ムービーなど、オーケストラの資料室からだけでなく個人コレクションも多数使用したお宝満載の資料となっています。出演者もトスカニーニ、アルトゥール・ルービンシュタイン、バーンスタイン、アイザック・スターン、メータ、バレンボイムのオールスター・キャスト。もちろん現役の若手の証言も含め、この高性能オーケストラの全貌を明らかにする必見映像です。(キングインターナショナル)
【収録情報】
【コンサート】
1. サン=サーンス:序奏とロンド・カプリチオーソ Op.28
2. J.S.バッハ:無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ第2番〜サラバンド
3. ショパン:ピアノ協奏曲第1番ホ短調 Op.11
4. ショーソン:詩曲 Op.25
5. ベートーヴェン:交響曲第8番ヘ長調 Op.93
ジュリアン・ラクリン(ヴァイオリン:1,2)
エフゲニー・キーシン(ピアノ:3)
ヴァディム・レーピン(ヴァイオリン:4)
イスラエル・フィルハーモニー管弦楽団(1,3,4,5)
ズービン・メータ(指揮:1,3,4,5)
収録時期:2011年12月24日
収録場所:テル・アヴィヴ、ハンガー11(ライヴ)
【ドキュメンタリー】
・『カミング・ホーム』(ヤーノシュ・ダルヴァシュ監督)
字幕:日英独仏ヘブライ
収録時間:コンサート95分、ドキュメンタリー52分
画面:カラー、16:9、1080i Full HD
音声:DTS HD Master Audio 5.1 / PCM STEREO
Region All
*ブルーレイディスク対応機器で再生できます。