CD

ニューイヤー・コンサート2009 バレンボイム&ウィーン・フィル(2CD)

New Year's Concert

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
UCCD1231
組み枚数
:
2
:
日本
フォーマット
:
CD
その他
:
ライブ盤

商品説明

毎年恒例ニューイヤー・コンサート
2009年はバレンボイムの指揮!

バイロイトやシカゴ響、ベルリン・フィル、ベルリン国立歌劇場などで数多く指揮を重ね、録音も多く残しているバレンボイムですが、ウィーン・フィルとも共演は多くおこなっており、今回のニューイヤー出演も待たれていたものでした。
 2008年のプレートルも初めてだったので、2年連続の初登場指揮者ということになります。
 バレンボイムはオペラやシンフォニーなどの大作を得意とする一方、ソロや室内楽でも活躍するピアニストとしてもその才能が認められており、そのレパートリーの豊富さは類を見ません。ヨハン・シュトラウスのワルツ集も1992年にシカゴ交響楽団とレコーディングしており、バレンボイムらしい克明な表現をおこなっていたのが印象的でした。今回は相手がウィーン・フィルということで、楽団側の伝統とどう向き合うかも楽しみなところでしたが、演奏は全般にウィーン・フィルの伝統を大切にしながらも、メリハリの効いたバレンボイムならではのアプローチが随所に光る素晴らしいものとなっており、『雷鳴と電光』などすごい迫力で客席も大いに沸いていました。
 なお、2009年はハイドン没後200周年ということで、アンコールの前に、ハイドンの交響曲第45番『告別』の第4楽章が演奏されました。この楽章はコンサートによっては楽員の退出演出があったりするところなので、ニューイヤーコンサートでどのようなことがおこなわれるのか非常に楽しみなところでしたが、楽員とバレンボイムのユーモラスな演技によって、とても面白い仕上がりとなっていました。
 『美しく青きドナウ』では少年少女のバレエが最後は客席に現れるという演出で、最後の『ラデツキー行進曲』では、客席の拍手を見事に指揮して大きな盛り上がりのうちにコンサートを終えていました。

【収録予定曲】
※ニューイヤー・コンサート初演奏曲目
CD1
J.シュトラウス2世
1.喜歌劇『ヴェネツィアの一夜』序曲 ※
2.ワルツ『東洋の物語』
3.アンネン・ポルカ
4.ポルカ・シュネル『速達』 ※
5.ワルツ『南国のバラ』
6.ポルカ・シュネル『百発百中』
7.喜歌劇『ジプシー男爵』序曲
8.喜歌劇『ジプシー男爵』より『入場行進曲』
9.宝のワルツ
J.ヘルメスベルガー2世
10.スペイン・ワルツ

CD2
J.シュトラウス1世
1.ザンパ・ギャロップ ※
J.シュトラウス2世
2.アレキサンドリーナのポルカ ※
3.ポルカ・シュネル『雷鳴と電光』
ヨーゼフ・シュトラウス
4.ワルツ『天体の音楽』
J.シュトラウス2世
5.ポルカ・シュネル『ハンガリー万歳!』
ヨーゼフ・ハイドン
6.交響曲第45番嬰ヘ短調『告別』より第4楽章 ※
アンコール
J.シュトラウス2世
7.ポルカ・シュネル『そんなにこわがることはない』
8.ワルツ『美しく青きドナウ』
J.シュトラウス1世
9.ラデツキー行進曲
 ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
 ダニエル・バレンボイム(指揮)

 録音時期:2009年1月1日
 録音場所:ウィーン、ムジークフェラインザール


歴代ニュー・イヤー・コンサート
1939 クラウス(1)(第1回のみ大晦日開催)
1941 クラウス(2)
1942 クラウス(3)
1943 クラウス(4)
1944 クラウス(5)
1945 中止
1946 クリップス(1)
1947 クリップス(2)
1948 クラウス(6)
1949 クラウス(7)
1950 クラウス(8)
1951 クラウス(9)
1952 クラウス(10)
1953 クラウス(11)
1954 クラウス(12)
1955 ボスコフスキー(1)
1956 ボスコフスキー(2)
1957 ボスコフスキー(3)
1958 ボスコフスキー(4)
1959 ボスコフスキー(5)
1960 ボスコフスキー(6)
1961 ボスコフスキー(7)
1962 ボスコフスキー(8)
1963 ボスコフスキー(9)
1964 ボスコフスキー(10)
1965 ボスコフスキー(11)
1966 ボスコフスキー(12)
1967 ボスコフスキー(13)
1968 ボスコフスキー(14)
1969 ボスコフスキー(15)
1970 ボスコフスキー(16)
1971 ボスコフスキー(17)
1972 ボスコフスキー(18)
1973 ボスコフスキー(19)
1974 ボスコフスキー(20)
1975 ボスコフスキー(21)
1976 ボスコフスキー(22)
1977 ボスコフスキー(23)
1978 ボスコフスキー(24)
1979 ボスコフスキー(25)
1980 マゼール(1)
1981 マゼール(2)
1982 マゼール(3)
1983 マゼール(4)
1984 マゼール(5)
1985 マゼール(6)
1986 マゼール(7)
1987 カラヤン(1)
1988 アバド(1)
1989 クライバー(1)
1990 メータ(1)
1991 アバド(2)
1992 クライバー(2)
1993 ムーティ(1)
1994 マゼール(8)
1995 メータ(2)
1996 マゼール(9)
1997 ムーティ(2)
1998 メータ(3)
1999 マゼール(10)
2000 ムーティ(3)
2001 アーノンクール(1)
2002 小澤征爾(1)
2003 アーノンクール(2)
2004 ムーティ(4)
2005 マゼール(11)
2006 ヤンソンス(1)
2007 メータ(4)
2009 バレンボイム(1)
2010 プレートル(予定)

内容詳細

“ニューイヤー”は、バレンボイムは意外にも初めてだそうだ。それにハイドンの没後200年を記念して「告別交響曲」の第4楽章が初めて取り上げられた。ほかにも初登場の曲が2曲入って、初ものづくしでおめでたい。演奏も決めのポーズが決まっていて、とにかく格好いい。(T)(CDジャーナル データベースより)

収録曲   

総合評価

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4.0

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2009年のニューイヤー・コンサートのライブ...

投稿日:2011/07/16 (土)

2009年のニューイヤー・コンサートのライブ盤です。 CD1の選曲がなかなか良い。 ヘルメスベルガー『スペイン・ワルツ』、ヨハン・シュトラウス2世『東洋の物語』は珍しいし、『宝のワルツ』『南国のばら』『ヴィネチアの一夜』と言った個人的に好きな曲が入っていて良かった。 欲を言えば『入り江のワルツ』も欲しかったが… 演奏は終始リラックスしたムードで楽しく、新年を祝うコンサートにふさわしい演奏だ。 デッカの録音で、なるほど音は良い。

レインボー さん | 不明 | 不明

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期待せずに聞いたTVのコンサートがよかった...

投稿日:2009/12/05 (土)

期待せずに聞いたTVのコンサートがよかったので買いました。一頃のVPOと違いやっつけでなくちゃんと弾き込んでいるように思えましたし、またバレンボイムも イスラエルとアラブの若者の融合をはかる活動頃からふきれたように自由で自然に音楽をしているように思えます。来年も振ってほしいが、プレートルらしい。。。ウィーンで聞いた当時のプレートルのVPOは最低だったから期待はしないでおこう。

AntiJASRAC さん | 長野県 | 不明

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毎年、ニューイヤーコンサートを聞くがいつ...

投稿日:2009/03/11 (水)

毎年、ニューイヤーコンサートを聞くがいつも悩んだ末に1〜2年後にCDを購入。でも今回は即効で買う事を決めました。自分の中でピッタリとハマったのでしょう。このCDはテレビで聞いた時よりオーディオ的に低音が入っていますが自分が受けたイメージを崩さなかった。自分のベスト「97年ムーティー指揮」と並びます。バレンボイムってあまり聞かないんですが、これは最高。

慎みましょう さん | 東京都板橋区 | 不明

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