モーツァルト(1756-1791) レビュー一覧 7ページ目
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投稿日:2023/08/18
両曲ともに好きなのでいろいろ聴きあさったが、ステレオでは1,2の出来栄えだと思う。k297bは旧版の演奏のほうが好きで、1楽章初めの序奏の衣擦れのように始まるのメロディにどこか秋のもの悲しい雰囲気が出ている。新版にはそういうニュアンスがなく明るくさっぱりしているのがかえって物足りない。k364の良い演奏のCDを選ぶのは難しい、バリリも良いがこのオルフェウスの演奏も良い出来なので愛聴している。五嶋と今井のソニー盤も味濃く素敵な演奏で録音も上回っていて、これがベストかも。
robin さん
投稿日:2023/08/17
いい意味で徹頭徹尾ウィーンである。音色、歌わせ方ウィーン以外の何ものでもなく、それ当然のごとくツボにはまっている。アイネクライネなど、ワルターやクレンペラーの大きな編成での演奏もいいがウィーンの団体による五重奏のも良い。ウエラ―も絹のような柔らかい音で旋律の詠わせ方等素晴らしい。小沢のような深刻ぶった演奏とは対極にある。五重奏曲はバリリSQのほうがやや上か。バリリの響きもこのようなウィーンのまろやかな音であったのであろうが、ステレオでないのが残念である。こういう演奏に接すると、モーツァルトやシューベルトはウィーンの音楽だとつくずく思う。
robin さん
投稿日:2023/08/12
ベームならではのずっしりとした中身のある聴きごたえのする演奏である。これより優れた演奏はあるかもしれないが、私はこのベームで十分である。古楽器は聴き始めは新鮮な音であるが、どうしても演奏の溜めや呼吸が浅くなり聴いているうちに飽きが来てしまう。音色、深み、呼吸の溜め等、あらゆる点で現代楽器の表現力にはかなわない、というのが私の持論。星4か5。
robin さん
投稿日:2023/08/11
ハスキルはあまり聴かないしCDも多くは持っていないが、その中でK386の ロンドは感心の出来で、この演奏を聴くだけでも値打ちがあると思う。
robin さん
投稿日:2023/08/08
昔LP3枚組で持っていたが、今このCDは持っていない。記憶をたどると優れた演奏であったと鮮明に覚えている。当時、音楽サークルに入っていてメンバーに聴いてもらい、15番など、デっカのバーンスタイン・ウィーンフィルの冷たく沈んだ演奏よりずっと楽しく内容のある演奏だと、聴後会員の人が評し、このゼルキンのほうが良いという人が大半であった。他の曲も同様の優れた演奏だと記憶している。なかなか市場に出なかった名演奏のCDである。演奏の評価は、我が国と欧米ではかなり異なる、と聞いたことがある。
robin さん
投稿日:2023/08/07
変な癖がなく常識的でありながら品の良い響きの演奏である。ふっくらとオケを鳴らし優雅なニュアンスにも欠けておらず、聴いていて美しい音楽だと思わせるところがブリテンの知性と教養が出ている。彼の録音したバッハのブランデンブルク協奏曲にも同じことが言え、とにかく紳士風の品のある演奏である。モーツァルトに比べ未完成は演奏の熟度としてはやや劣るかも。録音はDECCAだけに大変聴きやすい音で今もって優秀と言えよう。
robin さん
投稿日:2023/08/05
ガーディナーがウィーンフィルと録音したメンデルスゾーンやシューベルトに失望し、ライヴのモーツァルト39,41番にももう一歩という感があったが、このセッション録音の3曲の演奏はテンポ、響きに余裕があり演奏が大きくニュアンス豊かで聴きごたえがある。こんな調子ならセッション録音の40,41番も聴いてみたいという気にさせるほどである。モーツァルトに限らないが、演奏の好みは本当に十人十色だといまさらながらに思う。星4半ぐらいでいいかも。
robin さん
投稿日:2023/08/03
フィガロには奇抜な読み替え演出や余計な小細工など必要なく、芸達者な歌役者と演劇的考察に優れた演出家とそれを実現できる指揮者がいれば、これほどの名演を生み出せるのだ。 フィガロの決定盤とも言えるプロダクションに2023年に出会えるとは、正直驚愕した。 まずアルマヴィーヴァ伯爵役のアルカンタラの素晴らしい歌役者ぶりに始終目が離せない。ジョニーデップなみの怪演?に笑いがとまらず引き込まれていく。またオールイタリア人キャストを揃えただけあって、演技が自然でレチタティーヴォの間の取り方が物凄くうまい。演劇的には最高峰のフィガロと言っていいだろう、女声陣も素晴らしく特に伯爵夫人のロンバルディが若いながらも気品ある歌唱で最も大きな拍手をもらっている。スザンナ役のセメンツァートもケルビーノ役のヒップも声質が役柄に最適かつ感動的な歌を聴かせてくれる。 個人的に感動したのは、第二幕伯爵夫人とケルビーノ絡み。まるで本当の恋人のように熱い抱擁を交わすのだが、これがリヒャルト・シュトラウスの薔薇の騎士の元帥夫人とオクタヴィアンを想起させるのだ。これは薔薇の騎士がフィガロの結婚へのオマージュとして書かれた作品であることを再認識させてくれる演出だ。フィガロと薔薇の騎士が大好きな私には最高の場面であった。とにかく始終笑いが止まらず、最後は感動の涙が止まらないフィガロの結婚の決定盤になることは間違いない。手垢にまみれたフィガロに新風を吹き込んだマクヴィガーとパッパーノに最大限の賛辞を送りたい。大推薦盤。 2023年7月に英国ロイヤルオペラシネマで鑑賞
オクタヴィアン さん
投稿日:2023/08/02
ピリオド楽器といっても響きは明るく現代的で新鮮に聴こえるのは、かっての古楽器のひなびた音とは一線を画する。ただ現代楽器でもそうだが、響きに含蓄がありいかに曲の核心に迫っているかで、その点では、モーツァルト音楽の美しさ、深さ等を表現しているようには聴こえず、聴いていてあまり心を打たないのは、この指揮者のシューマンを聴いた時にも感じた。響きの新鮮さだけで勝負しているといった感じで演奏の中身は案外薄いと言わざるを得ない。ジュピターなどはブリュヘンのほうがずっと成功している。ガーディナーはもういい、というのが本音である。
robin さん
投稿日:2023/07/30
思いがけず、ケンプ、ショルティ、パリ国立音楽院のモーツァルトの名演に遭遇しました。ぜひ、この日の残りの演目と合わせての再発売を切望します。
なかのも さん
既に投票済みです
ありがとうございました
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