『ひまわり』I Girasoli マルチェロ・マストロヤンニ 　Marcello Vincenzo Domenico Mastroianni ソフィア・ローレン 　Sophia Loren このテーマ曲を聴くと、母が涙ぐみながら観ていたことを思い出します。 テーマ曲を聞いているだけで、涙する曲です。 いい映画でした。 　 小宮山隆央

完全に大量消費社会に背を向けた映画。あくまでも「見る」という行為と「視点」のための映画。「何を言いたいのかわからない」というのは全くその通りで、１００人が見たら９９人はそう発言すると思う（１０００人で９９９人かもしれない。もっと多いかもしれない）。純粋に「見る」行為のための映画に、シネコン的な映画の特徴である「内容」とか「主張」や「テーマ」「感動」を求めるほうが変だと思う。ラジオ氏が良い事を示唆している。相当に失礼な発言で申し訳ないが、映画「アマデウス」の劇中音楽に対して「この映画制作者達の音楽的な誤解と無理解は相当にひどいなあ」と思えるような人でなければ、このストロープ映画の凄さ、音楽に対す異常なまでの見識の高さは理解できるはずがないと思う（映画「装甲出臼」とは「アーマーで臼」＝「アマデウス」のことですね（笑））。バッハ作品に空気のように存在する、大量消費社会に背を向けたかのようなベクトルが共通しなければ、ここまで凄い作品になったか疑問だ。ただし、現在の大量消費社会にレヴィ＝ストロース指摘するところの「文化の再解釈」的になじんで、その状況に無自覚な場合。この映画は真逆の価値観で作られており、それが自分の価値観と対立した場合、理解することは無理なはずです（可能ならこの世界で宗教観の違いによる対立なんか無いし、ありえないはずです）。ストロープ映画はそれほど決定的な断絶を生ずる映画ですので、良く知ってから購入すべきです。少なくとも映画「アマデウス」を最後まで苦痛なしに鑑賞できる人は控えたほうが良いと思います（私は「アマデウス」公開時、劇場で鑑賞し、途中退席しました。劇中音楽が苦痛で耐えられなかったのです。そういう変人向きかもしれません）。

ブルーレイでの鑑賞、画像の感想です。画像★５個、新作の映画と言ってもよいほどの画質でした。美術も凝っており細部まで美しかったです。映像だけでも感動ものでした。

淡くてキュートな色沢と、ポップでゴージャスな音響にまとわって、マリーアントワネットは、とても可愛い。 ただ、可愛い。 マリーアントワネットの部屋や服や髪型や食べモノだけを観続けた感じ。 恋も政治もクライマックスも中途半端でした。 深いモノをもとめる作品ではないです。 ただ、色がとてもキレイ☆ 当時のベルサイユの写真集を観るように 軽くかるーく、観ることをオススメします。

待ってました！国内盤。昨年惜しまれつつ閉幕したﾌﾞﾛｰﾄﾞｳｪｲﾐｭｰｼﾞｶﾙ「RENT」の公演を収録。輸入盤に収録されている特典は・RENT：The Final Days on Broadway(A retrospective Documentary)・The Final Curtain Call(Past＆present cast members sing ”seasons of love” on stage one last time)・The Wall(A rare look at the famous backstage wall)・The Final Lottery(hundred of fans hope to be chosen to sit in the front 2 rows)。千秋楽の雰囲気やｵﾘｼﾞﾅﾙｷｬｽﾄも参加した“Seasons of Love”が聴けるｶｰﾃﾝｺｰﾙなど特典だけでも必見の1枚。

練り上げられた脚本、しっかりした演技、美しいアートワーク、後味のよいエンディング。これぞ映画！といえる作品だと思います。

・とんでもねえ、待ってたんだ。(ﾊﾞﾊﾞﾊﾞﾊﾞ!

観たときは、想像していたロードムービーとは違っていたし、“旅に出た”といっても、そんなに出会いや出来事があったわけじゃないから、正直物足りない映画だと思いました。だけど、映画館で見てから半年過ぎても、なかなか、あの独特な雰囲気が頭から離れず、映像や音楽、世界観がいつのまにか好きになっていました。さっき書いた通り、正直ストーリーはつまらないです。だけど、ちょっとした登場人物の表情やルックスや動きが音楽と映像の中でとても素敵な空気感をかもしだしていたと思います。

映画館で見ました。あまりにすごくて椅子から転げ落ちました。実はＨＧウェルズで数十年前の方のおもちゃっぽい円盤の映画を見たのでどうせ・・と思ったのが間違いでした。怖すぎます。ダコタちゃんの悲鳴がリアルすぎて思わず外に出て確かめそうになります。ホラーそしてパニックそしてサイエンス映画、アクション、冒険活劇すべて詰まった一品です！！

この映画を見て「ダメ！」と思う人の感性と知性の低さに驚く。映画という限られた時間の中で、リックベッソンは、いつも驚きを提供してくれる。ハリウッド娯楽映画の隠れた傑作と言えるのではないだろうか？（日本ではコケた映画なので、過大評価？）というか、玄人受けの映画かもしれません。