職業は売春婦

M G グラント

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784791768752
ISBN 10 : 4791768752
フォーマット
出版社
発行年月
2015年07月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
20

内容詳細

目次 : 第1章 警察/ 第2章 売春婦/ 第3章 仕事/ 第4章 討論会/ 第5章 性産業/ 第6章 のぞき穴/ 第7章 汚名/ 第8章 ほかの女性/ 第9章 救済者/ 第10章 権利運動

【著者紹介】
メリッサ・ジラ・グラント : ライター、フリーランスジャーナリスト。グラマー誌、ガーディアン紙、ネーション誌、ワイアード誌、アトランティック誌に記事を執筆。外部編集者としてジャコビン誌の編集にたずさわる

桃井緑美子 : 翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • くさてる さん

    煽情的にも思える題名ですが、セックスワーカーの仕事そのものの体験記とかそういうものではなく、セックスワーカーが直面している現状と、彼らに向けられる差別と虐待についての冷静で(もちろんその底には静かな怒りがあるのだけど)分かりやすい主張の本です。個人的には、セックスワーカーを救済しようとする立場の人間がかえってかれらにもたらす差別と被害についての箇所がとても興味深かったし、読んで良かったと思えました。セックスワークについて、なにか思うところがある人には読んでほしい一冊です。

  • シマ さん

    フェミニズムでは女性の性は男性によって搾取される、という構図になっている、特にセックスワークの場においては。そこでは、セックスワーカーたちの声は取り上げられないだけでなく、善意によって彼女たちをその境遇から救い上げようとする、その仕事を自ら望んでいる者もあるにもかかわらず。意に沿わぬ強制、様々な暴力、経済的搾取はあってはならないが、彼女たちへの偏見も倫理的な問題。彼女たちはエッチなお仕事をしているだけで、それが人格ではない。彼女たちが望むのは待遇改善だけ。セックスワーカーはフェミニズムへの試金石。愚行権

  • マサトク さん

    アメリカのセックスワーカーのここ二十年の現状を描く……ぐらいの本。具体的でありすぎる危険が大きいからか、語られている多くのことは、具体性というより、理念が先行してあるように見えてしまう。全体にぼやけた印象になっているのも残念。差別と虐待をやめろ、という主張には反駁する余地もないが、前提となっている状況がアメリカと日本ではやはり相当異なる。いまいち腑に落ちないのは、その状況の具体例が少なすぎるからだろうなあ(個人的な無見識さが多いにしても)。

  • しょ さん

    メモ:売春は古代からある職だが、人が好んで就く商売のはずがない、という価値観のもと、権力者や女性保護団体は排除のみに傾けがちである。職業を認めてくれれば、労働環境の法的整備へ進む可能性もあるが、現状では当局から隠れてなんでもいい状態。社会的立場低く殺人犯が「警察の代わりにしてやった」/サービス産業、金をもらうことと喜んでやることは違う。/だいぶ前に手に取って、やっと読んだ。ただ、翻訳のせいか元々の文章なのか、文中で挙げたことが憤りの対象なのか成果として共有したいのかよくわからない…と思いながら読み終え。

  • でろり〜ん さん

    著者の言いたいことが何なのか、解りづらい一冊でした。取り上げられているエピソードの多くを知らないせいなんでしょうね。ギルゴビーチ事件、グリーンリバー・キラーだとか、さっぱり知りませんでした。ジャック・ザ・リパーの頃から変っていないんですかね。違法であり犯罪だとされることが、ある種の経済活動を成立させるという事実は売春だけではないけれど、ワーカーに対する偏見が最も強いジャンルではあるのかな、と思いました。でもイデオロギーに訴えている意見のように思えて、それではポピュリズムに勝てないのでは、という感想でした。

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