観客とともに熱唱するFree　Birdに思わず腰を抜かしそうになったのだ。　

永遠の名作ライブ！

永遠の名曲〔フリー・バード〕。レーナードの歴史はここから始まった。

悪名高い粗悪品“Live from the Heartland”と同様に、名作“Live from the Steeltown”の劣悪コピー商品ではないでしょうか？どうもジャケットと曲目を見る限り、その可能性が高いのですが…。

1曲目のイントロのドラムとギターリフ、そして口笛でノックアウトされました。そして、極めつけは泣きの曲、Tuesday’s Gone。いつ聴いても泣けます。最高。もちろん、Duane Allmanの鎮魂歌Free Birdのスライドと後半のギターソロも最高。Gimme Three Stepsのギターリフもかっちょいいですな。

オリジナルアルバムでは、１曲目、２曲目の頭のコンマ数秒がカットされてフェイドインするような感じで、気分が出ません。 特典ディスクの方も１，２曲目は少し頭が切れている。 なんでこんな処理をしたのだろう。

南部ロック独特の音の厚みパワー、なぜこんなバンドが日本で日の目を見ないんだろう。このアルバムを聴けば数あるサザンロックグループの中でもピカイチだと思う。サウンドの点ではイーグルスより勝っていると思うんだが。

HMVさん間違っています。発売は1976年か1977年です。発売後のライブにも行っています 。当時の周りのハ−ドロック少年もフォ−ク少年も本作の虜になり、レコ−ドを貸しまくっていました。

本作発売前の来日公演で、ThatSmellを演奏し、鳥肌が立ったのを思い出します。この1曲のみで、買う価値あり。ただ個人的には音が洗練しすぎている為、4th以前のドロドロのハ−ド感がほしかった。

1番好きなバンドは？と聞かれればレナ−ド。本作の衝撃から30年余り。このトム・ダウド風、泥くささがたまりません。