CD

小山裕幾 Duo With 野平一郎

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
WWCC7675
組み枚数
:
1
レーベル
:
:
日本
フォーマット
:
CD

内容詳細

2004年に高校3年生で日本音楽コンクールで優勝した小山裕幾が、バーゼル音楽院に留学する直前に録音したもの。超絶技巧を要する作品を楽々と演奏するだけでなく、ブーレーズのような難解な作品を鮮やかに読み解く鋭い知性と感性も披露。圧倒的な天才ぶりを強烈に印象付ける一枚だ。(直)(CDジャーナル データベースより)

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彼が10代で「神戸国際フルートコンクール」...

投稿日:2013/01/11 (金)

彼が10代で「神戸国際フルートコンクール」で優勝した時は衝撃だった。こんな凄い若者がとうとう出たんだと! 好き嫌いは別よして一般目線で見れば、日本には工藤重典をはじめ、少し前の世代の高木綾子まで、これまで優れたフルーティストがたくさんいた。ただそれら大先輩方をいとも簡単に「ああ、超えたな・・」そう思わせたのはこの小山裕幾と、後に同じく10代で「ランパル国際フルートコンクール」で優勝した上野星矢である。「時代は変わったな」と思わせた。サッカーで例えれば本田圭介や香川真司のような存在といったところだろうか。 世界の第一線で活躍するフルーティストであるパユやブリアコフと比べても、素質の部分では全く見劣りしないし、後にも先にも日本でこの2人を超える素材が現れるのはしばらく難しいだろう。最近変なのが出てきてはいるが…、惑わされないで欲しい(^_^;) 小山,上野の両氏は日本フルート界のみならず日本クラシック音楽界の将来を担っていく存在になるべきなのだろうが、日本でも存在感を出しつつある上野氏に比べ、小山氏はもう少し世にどんどん出てもいのでは、というのが正直なところである。 このCDは彼の魅力である知性とブレない強靭なテクニックが存分に発揮されている。欲を言えば「素晴らしい演奏」の範囲で収まっているところが物足りなさを感じさせてしまうが、聴きこんでいけば音楽自体はその深さに感銘を受けるのである。しかし、演奏内容以外の部分で、彼の音楽の魅力を引き出せるような何かがもう少しあるとよいのではと思う。

mitemira さん | 東京都 | 不明

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