元ロンドン響首席、アダム・ウォーカー、
イギリスの作曲家の音楽を探求する!
元ロンドン響首席フルーティスト、アダム・ウォーカーが、ピアニストのヒュー・ワトキンスとともにイギリスの作曲家の音楽を探求する、多彩で魅力に満ちた1枚!
アダム・ウォーカーは2009年に英国王立音楽アカデミーを優秀な成績で卒業してすぐに、21歳でロンドン交響楽団の首席フルート奏者に任命され、その後「MIDEM」クラシックの優秀ヤング・アーティスト賞、ボルレッティ=ブイトーニ財団賞、ロイヤル・フィルハーモニック・ソサエティ・ヤング・アーティスト賞(ノミネート)などを受賞。英国王立音楽カレッジの客員教授も務め、フランスのバロックから現代の新作委嘱作まで、幅広いフルートのレパートリーを追求し、オーケストラとの共演、ソロ・リサイタル、室内楽などの旺盛な演奏活動を続けています。
ヴォーン・ウィリアムズの『バレエ組曲』は、フランスのフルートの名手ルイ・フルーリー(ドビュッシーの『シランクス』の初演者)からの委嘱作で、18世紀のフランス舞曲の形式が用いられた新古典主義的な作品。バックスの『4つの小品』は、ディアギレフのバレエ・リュスのために構想され、実現しなかったバレエから音楽を救い出したものです。レノックス・バークリーの『ソナチネ』は、もともとリコーダーのために書かれた作品ですが、ジェームズ・ゴールウェイがこの曲を演奏したことでフルートのレパートリーとして定着しました。ハワード・ファーガソンの『3つのスケッチ』は20年以上にわたって断続的に作曲されたもので、第3曲にはヒンドゥーの旋律が用いられています。ヨーク・ボーウェンとウィリアム・オルウィンのソナタが、この変化に富んだ魅力的なプログラムをまとめあげています。(輸入元情報)
【収録情報】
● ボーウェン:小組曲
● ボーウェン:ソナタ Op.120
● ヴォーン・ウィリアムズ:バレエ組曲
● バークリー:ソナチネ Op.13
● オルウィン:ソナタ
● バックス:4つの小品
● ファーガソン:3つのスケッチ
アダム・ウォーカー(フルート)
ヒュー・ワトキンス(ピアノ)
録音時期:2022年7月
録音場所:イギリス、ワイアストン・コンサート・ホール
録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)