エルガー(1857-1934)
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エルガー(1857-1934) レビュー一覧 5ページ目

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商品ユーザーレビュー

399件
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  • このCDはエルガーが書いたオラトリオ『生命の光』を収...

    投稿日:2021/12/21

    このCDはエルガーが書いたオラトリオ『生命の光』を収録したアルバムです。 チャールズ・グローヴズ指揮、ロイヤル・リヴァプール・フィルハーモニー管弦楽団と、リヴァプール・フィルハーモニー合唱団の演奏で録音されています。 この作品はエルガーの作品ではマイナーな曲で、話の内容は、簡単に言うと盲目の男が、イエスに目が見えるようしてほしいと頼むと見えるようになったと言うもののよう。 何でもこの話は聖書に載っているらしいのだが、キリスト教徒でもない私にはあまりよくわからないが、イギリスを含むキリスト教圏では説明不用という事だろうか。 ただ、音楽自体はそれなりに壮大で楽しいし、グローヴズの演奏も作品の魅力を存分に引き出していると思います。

    レインボー さん

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  • イギリスの指揮者、ノーマン・デル・マーが、ロイヤル...

    投稿日:2021/10/27

    イギリスの指揮者、ノーマン・デル・マーが、ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団を振って録音したエルガーの作品集です。 『創作主題による変奏曲』と『威風堂々』を収録しています。 このCD、全く知らない音源だったのですが、評判が高かったので買ってみました。 評判通りの一枚でした。 確かに創作主題による変奏曲も悪くない出来ですが、やはり威風堂々でしょうか。 例えば有名な1番。 いきなりハイテンションで、速いテンポ設定をとっていますが、ライヴならともかくセッションではこう言う演奏は珍しい。 また意外とオルガン入りの録音は少ないのでこう言う意味でも貴重でしょう。 また1番だけではなく、他の番号の演奏も良い演奏で、豪快な第5番もなかなかのもの。 1番から5番まで集めたアルバムは幾つかありますが、全ての曲が完成度の高いCDはそうそうなく、これは全部良いという珍しいアルバム。 威風堂々の名演の一つと言えるでしょう。 1975年録音ですが、音質は良好。

    レインボー さん

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  • ジェームズ・ジャッド指揮、ニュージーランド交響楽団...

    投稿日:2021/10/10

    ジェームズ・ジャッド指揮、ニュージーランド交響楽団によるエルガーが書いた行進曲を集めたアルバムである。 エルガーは有名な威風堂々以外にもそれなりに行進曲を書いており、録音もあるが、意外な事にエルガーの行進曲ばかりを集めたアルバムは少ない。 このCDには代表的な作品は勿論、マイナーな作品まで収録されておりしかも普及盤価格帯なのでおすすめ。 ジャッドは2000年代前半頃にニュージーランド交響楽団とナクソスに録音を入れていたが、どれもしっかりとした演奏であった。 このCDでも流暢で見通しの良い聴きやすい音楽が特徴であり、また威風堂々の様な有名な作品もメリハリがあり、廉価盤の演奏と侮ってはいけない中々ハイレベルなCDである。 録音、音質も良好。

    レインボー さん

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  • ジョージ・ハースト指揮、BBCフィルハーモニー管弦楽...

    投稿日:2021/10/07

    ジョージ・ハースト指揮、BBCフィルハーモニー管弦楽団で録音されたエルガーの作品を集めたアルバム。 帝国行進曲と交響曲第1番を収録したもの。 録音年は1992年とまだナクソスがマイナーレーベルに近い頃の録音であまり有名なオケの起用は少なかった時期に、イギリスの有名なオケが起用されたのは珍しい。 メインは交響曲第1番で、これも中々の演奏だと思うのですが、帝国行進曲、これがこのCDの1番の聴きどころと言えるでしょう。 威勢の良い行進曲に相応しい豪快な演奏であり、曲とよくマッチしています。 BBCフィルは美しい音色を奏でており、廉価盤ながら中々聴かせてくれる盤です。 録音は綺麗ですが、細部がもう少しわかりやすい録音ならよかったでしょうか。 当時の標準的なナクソス盤のやや上ぐらいの録音です。

    レインボー さん

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  • 旧EMIの音がワーナーのリマスターでより鮮明になり...

    投稿日:2021/07/13

    旧EMIの音がワーナーのリマスターでより鮮明になり、定評あるデュ・プレのチェロの音が明らかに太くなり朗々と鳴っている。 カップリングも代わり、すでにEMIを持っている人も追加購入しやすくなった。

    チバリスト さん

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  • エルガーの主要作品がBOXでこの価格で揃うことがう...

    投稿日:2021/07/13

    エルガーの主要作品がBOXでこの価格で揃うことがうれしい。 日本と同じ島国ということなのだろうか?どこかエルガーの作風は日本人の心と同じ方向を向いている気がする。 バルビローリは完全にエルガーの気持ちに寄り添って演奏していることが良くわかる。

    チバリスト さん

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  • イギリスの作曲家、エルガーとオーストリアの作曲家、...

    投稿日:2021/07/09

    イギリスの作曲家、エルガーとオーストリアの作曲家、ハンス・ガルの組み合わせ。メネセスは1982年チャイコフスキー国際コンクールで優勝したブラジルのチェリスト。同郷のブラジル出身の指揮者、クルスとの共演で、オーケストラはイギリスのノーザン・シンフォニアである。ハンス・ガルという作曲家の名はほとんど知られていないと思うが、ユダヤ人であったため、ナチスの迫害を逃れてイギリスに渡り、作曲・指揮活動を行った人物。そのため、ここに収録された2曲は、いずれも「イギリスで生まれたチェロ協奏曲」ということになる。本アルバムには、無名なガルの協奏曲が先に収録してある。製作者側にとって是非聴いてほしい作品ということになるだろう。聴いてみると、確かに美しい部分のある作品である。3つの楽章からなっているが、全曲を通じてほとんど管弦楽による強奏はなく、特に前半2楽章は雰囲気が近い。チェロが紡ぐとりとめのない幻想的で、しかしこまやかな主題は少しずつ変容していくが、そのチェロの歌を支えるようにして、管弦楽のパートが添えられる。全体的に微細なパーツによって編まれた音楽で、チェロが朗々と響き渡るものでもない。その響きは確かにイギリス音楽的であるが、旋律が内包する和声の扱いはドイツ・オーストリアを思わせる。終楽章はより速い経過的な音楽と感じられ、無窮動的で、無調的な要素も散見できる。エルガーの曲は、名曲として知られはするが、こちらも内省的な作品で、積極的に聴衆に関与するような性格の作品ではないだろう。そのためアルバムの中での雰囲気が沈静な音楽で統一されている感がある。本アルバムは、それなりに音楽を長く聴いてきた人でなければ、やや敷居の高いものと感じられるかもしれない。しかし、演奏は素晴らしいものだと思う。メネセスのチェロは、きわめてアコースティックで、柔らかいぬくもりを感じさせるもので、余分なものがなく、淡々と、しかし滋味豊かな情緒に満ちている。エルガーの協奏曲のアダージョに特徴的な、祈りにも似た美しい禁欲的な厳かさがあり、楽曲のシックな雰囲気を落ち着いて素直に表現しており、いかにも大家の演奏といったところ。また技巧的で細やかなパッセージも、非常にスリムに表現されている。エルガーの曲では2009年録音のソル・ガベッタの名演も印象に残るが、より内密的と言えるこのメネセスの演奏も、同曲の代表録音として挙げたい内容だ。ガルの無名曲の周知とともに、地味ながら存在感のあるアルバムとなっている。

    ココパナ さん

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  • イギリスの大作曲家、エドワード・エルガーは晩年は作...

    投稿日:2021/07/06

    イギリスの大作曲家、エドワード・エルガーは晩年は作曲家としてより指揮者として活動が中心でその中には自作自演をEMIに残したりしています。 このCDはそれらを復刻した物。 収録曲はコケイン、エニグマ、威風堂々と代表的な曲をBBC交響楽団やロイヤル・アルバート・ホール交響楽団、ロンドン交響楽団と当時のロンドンの有名オケを振って録音しており、いずれの演奏もメーカーレビュー通り、活力と自由な解釈で、意外と濃い演奏となっています。 作曲者の解釈を知る上で貴重ながら聴くにも問題ありません。 古さはあるものの、復刻もナクソスですから安心して聴ける水準となっています。

    レインボー さん

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  • イギリスの大作曲家、エドワード・エルガーは自作自演...

    投稿日:2021/06/28

    イギリスの大作曲家、エドワード・エルガーは自作自演を結構残していて、これもそんな一枚。 交響曲第1番と、交響的習作『ファルスタッフ』をロンドン交響楽団を振って録音したものである。 作曲家の自作自演というのは録音というのが発明されて以来行われてきたが、結構自作に関してはサバサバしているというか、情があまりこもってないというか、どこか客観的で冷静な演奏が多い気がするが、このエルガーの演奏はどちらも濃厚な立派な演奏であり中々のもの。 かつて首席指揮者だったロンドン交響楽団との共演という事もあり、指揮者、オケとも気心が知れてるのかもしれない。 本家EMIからも発売されているが、このナクソス盤も復刻は悪くない。

    レインボー さん

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  • このCDはボールト・BBCの1977年のBBCプロムスの実況録...

    投稿日:2021/06/12

    このCDはボールト・BBCの1977年のBBCプロムスの実況録音である。ボールトはこの演奏に先立ち、1976年にロンドンフィルと同曲をセッション録音しているがほぼ同じ解釈の演奏である。残念なことは元々コンサートホールとしては今一問題のあるアルバートホールでの録音なので、やや音量が足りぬことだがこの演奏はレベルが高いので我慢できる。ボールトのエルガー演奏に関してはエルガー本人が高く評価していたことは周知の事実であるが、エルガー直伝のオーソリティに安住したものでは決してなく、ボールト自身のこの曲に対する愛情が垣間見られることは当然である。第1楽章は曲調やテンポの伸縮が激しく演奏がとても難しい楽章ではあるが、冒頭のB♭の音から生気があり2小節目からの生き生きとした進行に耳が奪われる。ボールトの独壇場とばかりにスムーズに曲が展開されている。オーケストラ各パートのバランスが良く、特に金管楽器が効果的に処理されている。続く第2楽章は深く美しい。第3楽章の躍動感。後打ちのリズムを引きずらずスムーズかつ迫力をもって進行される。中間部の木管が美しい。そして白眉の第4楽章!まさにノビルメンテ!英国情緒漂う風格のある上品な音楽を聴くことができる。そして最後に第1楽章第1主題の再現部分では最後の夕焼けの黄金の光が輝き渡る。あたかもR・シュトラウスの「四つの最後の歌」のように!これが現代の録音技術で録られていたいたらどんなに素晴らしかっただろうか。  タンホイザーも名演だ。だが私はタンホイザーはドレスデン版という拘りが強く、パリ版はあまり好きではない。巡礼の歌が最後に戻るドレスデン版の完結した序曲であれば文句はなかったが・・・。  色々余計なことを書いたが、多くの場合エルガーの交響曲、特に2番についてはスコアをよく読まずに演奏されていることが多いと思う。そのためテンポの伸縮やリズム処理がうまくいかず、何かに常に引っ掛かるような演奏(特に第1楽章)、薄っぺらでただ流すだけの演奏が多々見られる。だからつまらない、やたら長いと悪口を言われる。この曲の大ファンである私も「これじゃあつまらないや」と思う演奏、ディスクも多い。そんな中で「エルガーの交響曲はどうも苦手だ」という人にこそ聞いてほしいディスクである。

    のだめノビルメンテ さん |60代

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ありがとうございました

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