CD 輸入盤

チェロとデュプレクス・ピアノによるソナタ集 ダーヴィト・シュトロンベルク、フローリアン・ウーリヒ

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
OC497
組み枚数
:
1
レーベル
:
:
Europe
フォーマット
:
CD
その他
:
輸入盤

商品説明

参考動画 What is special about the Duplex Coupler Grand Piano?

ピアノ・ファン注目、
デュプレクス・カプラー・グランド・ピアノによる世界初録音


2段鍵盤を持つ珍しいピアノを用いたアルバムの登場です。ハンガリーの作曲家でピアニストのエマヌエル・モールが発明したこのデュプレクス・カプラー・グランド・ピアノ(以下デュプレクス・ピアノ)は2段式の鍵盤を持ち、上鍵盤は下鍵盤より1オクターヴ高く調律されています。片手で2オクターヴをカバーできるとともに、その構造から生まれる独自の音色が得られます。このピアノに触れたヴィルヘルム・バックハウスは「ピアノの歴史における最大の偉業」と称え、ブルーノ・ワルターも「この技術革新が素晴らしい作品を生むだろう」と予言しました。1921年に第1号が商品化されると、スタインウェイ、ベーゼンドルファー、ベヒシュタイン、プレイエルらの大手ピアノ・メーカーも続々と追随しましたが、普及することなく、いつしか忘れられました。
 チェリストのダーヴィト・シュトロンベルクは、2台のチェロのためのレパートリーを探求していた2017年にエマヌエル・モールを知り、彼のチェロ作品を「Oehms」に録音し、その過程でモールの生涯とデュプレクス・ピアノに興味を惹かれて探究を続けました。2021年、遂に状態の良いデュプレックス・ピアノを見つけ、レストアを経てこの録音を敢行。冒頭に置かれたのは楽器の生みの親であるモールの作品。続くエルネー・ドホナーニは、この楽器を使ったコンチェルトで指揮をしている写真があることから選択。そしてリヒャルト・シュトラウスのチェロ・ソナタは、その疾風怒濤の音響世界がこの楽器に相応しいと考えて加えました。
 当時のモールは人気作曲家で、彼の作品はニキシュ指揮のベルリン・フィル、メンゲルベルク指揮のコンセルトヘボウ管、コルトー、クライスラー、イザイらが演奏し、カザルスは「真の天才」と称えました。しかし1918年を最後に作曲の筆を置き、デュプレクス・ピアノの開発に邁進しました。当CDではシュトロンベルクがモールの生涯とこの楽器をめぐって充実したライナーノーツを執筆しています(英語とドイツ語)。ピアノの歴史に関心を持つファンには手に取って頂きたい1枚です。(輸入元情報)

【収録情報】
● エマヌエル・モール[1863-1931]:チェロ・ソナタ ハ短調 Op.22
● エルネー(エルンスト・フォン)・ドホナーニ[1877-1960]:チェロ・ソナタ 変ロ短調 Op.8
● リヒャルト・シュトラウス[1864-1949]:チェロ・ソナタ ヘ長調 Op.6

 ダーヴィト・シュトロンベルク
(チェロ)
 フローリアン・ウーリヒ(デュプレクス・ピアノ)

 録音時期:2021年10月9,20日、2022年1月15,16日
 録音場所:Rolf Liebermann Studio NDR Hamburg
 録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)


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