モーツァルト：ピアノ四重奏曲第1番、シューマン：ピアノ四重奏曲、マーラー：ピアノ四重奏曲断章　ベルリン・ピアノ四重奏団

ベルリン・フィルの弦楽奏者3人+
フランスのピアニスト、キム・バルビエによって
2014年に結成された『ベルリン・ピアノ四重奏団』の2ndアルバム

「ピアノ四重奏」という比較的演奏機会のすくないレパートリーを演奏するべく、ベルリン・フィルの弦楽奏者3人と、フランスのピアニスト、キム・バルビエによって2014年に結成された『ベルリン・ピアノ四重奏団』によるソニー・クラシカルへの2枚目のアルバムです。
　モーツァルトとシューマンにマーラーをサンドイッチするという構成は、フォーレとブラームスにシュニトケを挟み込んだファースト・アルバムの方向性を継承するものと言えましょう。極めて高い完成度と情熱的で絶品の美しさを湛えたモーツァルト、神秘に彩られた叙情が浮き出たシューマンに加えて、習作ながら後期ロマン派の濃厚なロマンティシズムに彩られ、世紀末の雰囲気が強く感じられるマーラーという3曲は、この編成による最も重要なレパートリーです。常設のメンバーによる「ピアノ四重奏団」は少ないだけに、ベルリン・フィルの名手3人と室内楽に秀でたピアニストによる緻密なアンサンブルが、それぞれの作品の魅力を引き出しています。（輸入元情報）

【収録情報】
● モーツァルト：ピアノ四重奏曲第1番ト短調 K.478
● マーラー：ピアノ四重奏曲イ短調（断章）
● シューマン：ピアノ四重奏曲変ホ長調 Op.47

　ベルリン・ピアノ四重奏団

　録音方式：ステレオ（デジタル／セッション）