エネスコ・プロジェクト〜弦楽八重奏曲、オーバード、マスネ：タイスの瞑想曲、イザイ：バラード、他　ニコラ・ドートリクール、カプリッチョ・クァルテット、他

エネスコ・プロジェクト

ルーマニアの偉大な作曲家ジョルジュ・エネスコ（ジョルジェ・エネスク）はパリ音楽院でマスネとフォーレに師事、その後バルトークやラヴェルに肩を並べる存在となり、イザイからはソナタを献呈され、交響曲第1番の初演にはドビュッシーが出席するなど、時代の寵児となりました。
　このアルバムはエネスコが19歳の時に作曲した『弦楽八重奏曲』を中心に、彼を取り巻く人々のさまざまな作品を収録。彼らの時代を味わえるというコンセプトになっています。プロジェクトの中心人物は、来日経験もあるフランスノのヴァイオリニスト、ニコラ・ドートリクール。個性豊かな奏者たちをまとめています。（輸入元情報）

【収録情報】
1. エネスコ：オーバード（朝の歌）ハ長調〜弦楽三重奏のために
2. マスネ：タイスの瞑想曲（ドートリクール編、弦楽合奏版）
3. バルトーク：2つのヴァイオリンのための3つのデュエット Sz.98
4. イザイ：無伴奏ヴァイオリンのためのソナタ第3番ニ短調 Op.27『バラード』〜エネスコに捧ぐ
5. パイシュ：歪んだ思い出〜エネスコへのオマージュ〜弦楽八重奏のために
6. フォーレ：エレジー ハ短調 Op.24（ラマール編、弦楽合奏版）
7. ラヴェル：亡き王女のためのパヴァーヌ（ドートリクール編、弦楽合奏編）
8. エネスコ：弦楽八重奏曲 ハ長調 Op.7

　ニコラ・ドートリクール（ヴァイオリン：3,4,5,7,8-11）
　カプリッチョ・クァルテット（5,7,8-11）
　　セシル・アガトル（第1ヴァイオリン）
　　フアン・フェルミン・シリアコ（第2ヴァイオリン）
　　フロール＝アンネ・ブロソー（ヴィオラ）)
　　サムエル・エティエンヌ（チェロ）

　セシル・アガトル（ヴァイオリン：1,3、2／独奏）
　フロール＝アンヌ・ブロソー（ヴィオラ：1）
　サムエル・エティエンヌ（チェロ：1）
　マヤ・コッホ（ヴァイオリン：8）
　ロミュアルド・グランベール＝バレ（ヴァイオリン：5）
　ダヴィド・ガイヤール（ヴィオラ：8）
　ルドヴィク・ルヴィオノア（ヴィオラ：5）
　ベネディクト・クレックナー（チェロ：6／独奏、8）
　エドゥアルド・サペイ＝トリオンフ（チェロ：5）

　録音時期：2021年4月1,2日、5月21,22日、8月30日
　録音場所：フランス、La Panassa, Salle de La Comete, St Etienne
　録音方式：ステレオ（デジタル／セッション）