これは素晴らしい。音色が端正で美しく、しかも音域によって崩れず、常に安定したトーンを保って最低音から最高音までみごとに演奏しています。音楽性もみごとで、ここはこう歌って欲しいところというところを余すところ無く捕らえて演奏します。歌い方はブリュッヘンにかなり似ていますが、音圧やテンポの揺れを少なく押え、ブリュッヘンのような粘る感じが無く、高貴ですがすがしい演奏です。こんな素晴らしい演奏が、ＣＤ２枚組でこの値段って、何かの間違いではないかと思ってしまいます。絶対にお買い得、聞く価値ありの演奏でした。

「リコーダーの芸術」は久々に聴きましたが大変に素晴らしい。ただ、難を言えば、ブックレットに詳細な使用楽器一覧が載せられていない！（バロック期の楽器のみモデルだけ記されていますが、LPでは全ての楽器のメーカーまでが掲載されていました） もうひとつ苦情：オマケの如く、付録の如く収録されている「中世の楽器」の音質がとてつもなく悪い。こんなリマスタリングなら収録しないほうがましです。

２枚目のコレッリを聴き始めた瞬間、これはいいと思った。正直僕はベルダーの弾くチェンバロはあまり好きではないが、彼のリコーダーは素晴しいと素直に思えた。音が綺麗な上に味がある。共演の二人のバッキングも息が合っていて、久しぶりに手に汗握った。収録時間も長く、聴き応えあり。

二枚で８１９円でしょう。何の文句もありません。聴いていて心がやすらぎ、手足を伸ばしたくなる。音ももちろん良い。これからも時々ラックから取り出して、仕事をやりながら聴くでしょうね。

リコーダー四重奏のトップ・グループによる、「アンコール集」中世、バロック〜ポップス、映画音楽、果てはジャズまで、うまさと、極上のユーモアで楽しさ満点のアルバムｗ　コレを聴くとあなたのリコーダーのイメージ、変わりますよ＾＾ｂ

こんないい演奏を、こんなに安く叩き売って良いものか。それほど、聞き飽きない名演集です。

生き生きとした、また端正な演奏。録音も良く万人にお薦めできる。全部素晴らしい演奏だが、ファンアイクの演奏が最高というのは同感です。

この値段は何かの間違いではないか？ってくらいすばらしい内容です。 確かに1枚目の方がとっつきやすい曲が多いとは思いますが、1枚目に聞き飽きた頃、2枚目が心地よく響いてきます。これはお勧めです。

私もリコーダーが好きなので、ブリュッヘンとかペトリとか聞きますが、この演奏もとてもよかったです。ただ、１枚目、音が高いというか耳に痛いというか、少し聞いてて疲れました（もちろん悪いってわけじゃないです）。私は２枚目の方が聞きやすいです。

「リコーダー名曲集」というタイトルにふさわしい、聞きやすくて心和む名曲揃いのＣＤです。ラ・フォリア、恋のうぐいす、リコーダーソナタヘ長調（テレマンの「忠実な音楽の師」の最初に収録された曲）あたりは、演奏しやすく聞いても楽しいためか、リコーダーのＣＤにはかなりの確率で入っています。演奏者も超一流の人たちなので、安心して聞けるおすすめＣＤです。