『ゲルディン写本』　タベア・シュヴァルツ（リコーダー）、トーマス・レイニンガー（チェンバロ）

リコーダーに編曲された珍しい写本

ゲオルグ・ゲルディンなる人物による写本（1758年）にはピエトロ・カストルッチ[1679-1752]のソナタ4曲と、フランチェスコ・ジェミニアーニ[1687-1762]のソナタ2曲が収録されています。50年ほど前にアムステルダムとロンドンで印刷された版に基づくと思われるものの、ヴァイオリンのための曲をリコーダー用にアレンジしているのが特徴です。
　フレデリック・ヌッセンという無名の作曲家が1770年頃にスウェーデンで出版したチェンバロ曲集『Musica di Camera Op.3』からの抜粋を組み合わせて演奏。（輸入元情報）

【収録情報】
● プレリュード（チェンバロ即興）
● A Scotch Tune（ヌッセン：室内音楽 Op.3より）
● プレリュード（リコーダー即興）
● ソナタ第1番ヘ長調（カストルッチ：ソナタ 変ロ長調 Op.1-5）
● What shall I do to shew（ヌッセン：室内音楽 Op.3より）
● プレリュード（リコーダー即興）
● ソナタ第2番ハ長調（カストルッチ：ソナタ イ長調 Op.1-6）
● T‘amo tanto（ヌッセン：室内音楽 Op.3より）
● プレリュード（リコーダー即興）
● ソナタ第3番ニ短調（カストルッチ：ソナタ ロ短調 Op.1-10）
● When young at the bar（ヌッセン：室内音楽 Op.3より）
● ソナタ第4番ト長調（カストルッチ：ソナタ ホ長調 Op.1-11）
● Can love be controul‘d（ヌッセン：室内音楽 Op.3より）
● プレリュード（リコーダー即興）
● ソナタ第5番ニ短調（ジェミニアーニ：ソナタ ハ短調 Op.1-7）
● All in the downs（ヌッセン：室内音楽 Op.3より）
● ソナタ第6番ト長調（ジェミニアーニ：ソナタ ホ長調 Op.1-10）

　タベア・シュヴァルツ（リコーダー）
　トーマス・レイニンガー（チェンバロ）

　録音時期：2020年8月18-20日
　録音方式：ステレオ（デジタル／セッション）