CD 輸入盤

EnSuite〜グランド・ツアーの続き 〜18世紀中盤のオリジナル・チェンバロで巡る音楽紀行 2 コルネール・ベルノレット

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
RAM2304
組み枚数
:
1
レーベル
:
:
Europe
フォーマット
:
CD
その他
:
輸入盤

商品説明

極上の響き再び!
古楽大国ベルギー発、歴史的チェンバロの美音で辿る生の18世紀


豊かな歴史遺産が息づくベルギーの古都アントウェルペンで、同市に残る18世紀の貴重なオリジナル1段鍵盤チェンバロを使って18世紀各地の鍵盤作品を辿る「Ramee」レーベルの充実盤『グランド・ツアー』に、嬉しい続編が登場。欧州各地それぞれの伝統の違いに光を当てた前作に対し、今回はブリュッセル、ハンブルク、ベルリン、パリという4つの大都市を巡りながら、古典派前夜の18世紀中盤にあって当時の二大潮流だったフランス様式とイタリア様式がどう各地の流行に浸透したかを探るプログラム。フランス語で「続き」をあらわす「ensuite」の語に「フランス流の組曲で」(仏)または「そして組曲も」(蘭)の表現が重なるタイトルも頷けます。
 ブリュッセル生まれのイタリア系作曲家フィオッコは、フランス流の表題を冠した鍵盤曲集にイタリア様式を柔軟に取り入れた作風が魅力。大バッハ次男とベンダ家の若き弟の作品は、イタリア風ソナタをドイツ流に深めた書法にロココの感傷性を滲ませた仕上がりが美しく、ロンドンでのイタリア音楽人気を甘受した後にパリ向けのフランス様式も模索したジェミニアーニ後期の鍵盤作品と好対照をみせます。イタリア様式が完全に浸透した頃のパリで活躍したデュフリの音楽は、18世紀型のチェンバロの味わいが最も映える曲作りの連続。ジェミニアーニ、デュフリなどではフランス風小品集から曲を選び、イタリア式のソナタの楽章に見立てた構成になっています。
 各作品の持ち味を最大限に引き出す経験豊かな名手ベルノレットの緩急自在なタッチは、チェンバロという楽器の鍵盤1段だけで驚くほど多彩な表現ができる可能性を十全に示してやみません。元バロック・ヴァイオリン奏者の技師ライナー・アルントによる的確かつ自然なエンジニアリングで、生のままの18世紀ヨーロッパの音世界をじっくりお楽しみください。(輸入元情報)

【収録情報】
● ジョゼフ=エクトール・フィオッコ[1703-1741]:イタリア風ソナタ ト長調
〜クラヴサン作品集 Op.1(1730)より
 Adagio
 Allegro
 Andante
 Vivace
● C.P.E.バッハ[1714-1788]:ソナタ ト短調 H.47/Wq.65-17(1746)
 Allegro - Allegro
 Adagio
 Allegro assai
● ゲオルク・アントン・ベンダ[1722-1795]:ソナタ第4番ヘ長調〜鍵盤独奏のための6つのソナタ(1757)より
 Allegretto assai moderato
 Largo, sempre piano
 Presto
● フランチェスコ・ジェミニアーニ[1687-1762]:ソナタ ト短調〜さまざまな作品に基づくクラヴサン曲集(1743)より
 Tendrement (Affettuoso)
 Vivement (Allegro assai)
 Menuet
● ジャック・デュフリ[1715-1789]:ソナタ ニ長調〜クラヴサン作品集 第2巻(1748)より
 La Victoire, Vivement
 La De Villeroy, Hardiment
 La Felix, Noblement
 La de Vatre, Hardiment

 コルネール・ベルノレット(チェンバロ)
 使用楽器:ベルギー、アントウェルペンのヨアンネス・ダニエル・デュルケン[1706-1757]製作オリジナル楽器、1747年。フレーハイス博物館所蔵

 録音時期:2023年1月30,31日
 録音場所:ベルギー、アントウェルペン、フレースハイス美術館
 録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)
 収録時間:80分

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