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教養としてのグローバル経済

齊藤誠

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784641165823
ISBN 10 : 4641165823
Format
Books
Publisher
Release Date
May/2021
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

「単純な競争」で格差拡大に突き進むのか、「多様な競争」で豊かさを分かち合うのか。岐路に立つグローバル経済の道しるべ。図表・イラスト・写真を豊富に掲載し、やさしく、丁寧に、そして深く解説。

目次 : 1 経済のグローバル化と日本(グローバル化と国際化/ 日本経済の現状)/ 2 市場と経済(市場の役割と課題/ 経済成長 ほか)/ 3 グローバル化の動向・課題(人材のグローバル化/ 財とサービスのグローバル化 ほか)/ 4 企業活動のグローバル化(企業の海外進出/ グローバル化に伴う企業の社会的責任 ほか)/ 5 コロナ禍と経済のグローバル化(コロナ禍と経済のグローバル化―いくつかの風景)

【著者紹介】
齋藤誠 : 名古屋大学大学院経済学研究科教授。1960年生まれ。1983年、京都大学経済学部卒業、1992年、マサチューセッツ工科大学大学院博士課程修了(Ph.D.)。1983年、住友信託銀行入社。ブリティッシュ・コロンビア大学経済学部助教授、京都大学経済学部助教授、大阪大学大学院経済学研究科助教授、一橋大学大学院経済学研究科教授を経て、2019年より現職。2007年、日本経済学会・石川賞受賞、2014年春、紫綬褒章受章。主な著作に、『金融技術の考え方・使い方』(有斐閣、2000年、日経・経済図書文化賞)、『資産価格とマクロ経済』(日本経済新聞出版社、2007年、毎日新聞社エコノミスト賞)、『原発危機の経済学』(日本評論社、2011年、石橋湛山賞)など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • 1.3manen

    冒頭のご挨拶では商業高校向けだが、大学向けでは? 専門がマクロ経済学なのでやむなしかも。教科書の体裁はいいが、学部生向けは否めない。025頁失業者数の高まり は、今年無収入4か月もあったので、コロナのため誰もが直面してもおかしくないと私は思う。133頁の分業の図式は事例によってわかりやすい。また、益子町の販路拡大で「陽苺(ひなたいちご)」ブランドの輸出は興味深い。グローカルな事例は、南会津郡のマストロ・ジェッペットの木製玩具も興味を引いた(209頁)ので、

  • はとむぎ

    勉強になりました。

  • そろけん

    経済のグローバル化に特化した今までありそうで無かった唯一無二の教科書 興味深かったのは@ユーロ圏での金融危機、Aコロナがあぶり出したグローバル経済課題 @はギリシャ危機の裏には同じユーロ圏でも、経済力の強いドイツ、フランスの存在がある。弱小国に引っ張られユーロの外国為替相場が安い水準になっており輸出競争力が高まり活況という統一通貨ならではの経済格差 Aはコロナ禍で脱中国を狙い製造業を新興国に移す施策をとったが失敗。高度スキルを持った人材をベトナムなど新興国で育成する支援がグローバル経済では重要と理解。

  • nistake

    「本来の金融は、金融機関に勤める社員と投資家という個人と個人の間の健全な宿頼関係に支えられている。上のようなシニアの社員によるグローバル化への貢献は,金融本来の姿への原点回帰の側面があるといってもよいかもしれない」 -- 商業高校社会科目の指導要領に沿って書かれたほぼ教科書。グローバル経済の発展が一握りの勝ち組が主導するものではない世界の人々の活動の今であることがやさしく解説されていて面白かった。コロナ禍についてもよく書かれている。

  • そ吉

    商業高校の「グローバル経済科目」が2022年から始まることに伴い、学習指導要領に基づいた教科書を作成したところ、文科省検定ので前に企画倒れとなった原稿を元に纏めたとのこと。 確かに、教科書として読むと少しこの著者の見解が入りすぎかなとは思うが、高校生に大学講義の雰囲気を感じさせるにはいい本だと思う。 最近のコロナ禍でのグローバル経済の課題を論じているが、流石にウクライナ戦争の様な事態に着いては触れていなかった。 勿論、執筆時期的に無理だが戦争と経済は深刻な課題だろう。★★★☆☆

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