黛 敏郎(1929-1997) レビュー一覧 3ページ目
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投稿日:2006/08/30
黛氏は天才です。 彼は苦労もなく、さらさらと自分の音を、書き連ねられる職人だという実感がします。 フランツさんの仰る通り、この時期の岩城/N響の演奏の中でも、三善晃「管弦楽のための協奏曲」に並んで、気合いと技術とバランスが完璧です。 これ以上の演奏はでないであろう、と確信できます。
AG さん
投稿日:2006/07/27
'59年発表。日本の梵鐘の音に魅せられた黛敏郎は、NHKから除夜の鐘のテープを入手。NHK技術研究所で藤田尚が音響解析し、ソノグラフを通常のオーケストラで演奏するという手法を実践した。第2楽章は声明を男性合唱で再現しており、グレゴリオ聖歌ばりの重厚さ。
水の精 さん
投稿日:2006/06/18
黛作品ははずかしながら、CDでは初めて聴いた。 「饗宴」という作品で私はこの作曲家を知ったのだが、気難しいのだろうかと心配しながら聴いたら、意外にこの人の作品はホントに良い曲ばかりだな。と感心させられた。 個人的には「シンフォニック・ムード」が気に入った。 なんというかウキウキさせるような、みずみずしい響きを感じさせられた。その次に「曼荼羅交響曲」という具合。 このCDのおかげでこれからも黛作品を聴いていけそうな気がしそうだ。
諸出助兵衛 さん
投稿日:2006/05/08
注目は若き日の黛の作品ですが、残念ながら後年の作品のようなきらめきや《響宴》の様なパワーの炸裂はまだ見られません。いかにもあの時代の流行音楽(タンゴ、ルンバ)などの影響が明らかです。黒澤映画の「野良犬」とかのエポックですね。戦後の荒廃と新たな時代への不安定な希望…といった意識が感じ取れます。《舞楽》や《曼陀羅》はもう定評ある水準ですね。Naxosでの黛はもう終わりなのでしょうか?もっともっと録音して交響作家としての黛を再認識させて欲しいものです。平義久と共に。
Pianist さん
投稿日:2006/04/25
この作品の現時点での最も美しい再現ではないでしょうか。「オドロオドロしさ」と言われますが、それは声明と仏教とにあまりに固執された先入観で、肝心の黛敏郎がひとつの交響曲として仕上げたスコアには、様々なアプローチの仕方、表現手段があるのだと思います。シュヒター盤の時代よりははるかにオーケストラの技術・表現力共に向上し、素直にこの音楽の魅力を聴かせてくれるものに仕上がっているのではないでしょうか。ただカップリングの声明はステージを歩き回る音がカラコロと可愛らしく、これは石畳の音であって欲しかった。
Pianist さん
投稿日:2006/04/15
この作品の現時点での最も美しい再現ではないでしょうか。「オドロオドロしさ」と言われますが、それは声明と仏教とにあまりに固執された先入観で、肝心の黛敏郎がひとつの交響曲として仕上げたスコアには、様々なアプローチの仕方、表現手段があるのだと思います。シュヒター盤の時代よりははるかにオーケストラの技術・表現力共に向上し、素直にこの音楽の魅力を聴かせてくれるものに仕上がっているのではないでしょうか。ただカップリングの声明はステージを歩き回る音がカラコロと可愛らしく、これは石畳の音であって欲しかった。
Pianist さん
投稿日:2006/04/14
黛の音楽に関心のある方には強烈推薦。聴かなければ勿体ない。ドイツ語で歌われ、長らく日本国内で上演の機会の無かった傑作オペラにやっと触れる機会が出来た。演奏も音楽への共感に溢れ、なかなかのアンサンブルを聞かせてくれる。もちろん音楽自体が素晴らしい。後半の方だったか、「ヴォツェック」の第二幕第二場にそっくりな部分があって思わずニヤニヤしてしまったが、それはさておき日本の音楽史に残る名作に一人でも多くの方が接してくださるよう望む。
Pianist さん
投稿日:2005/07/21
W.シュヒター+N響の古いアナログLPで親しんだこの曲も、デジタル録音のクリアな音で聴くとずいぶん印象が違うものです。岩城先生の涅槃はこの録音以前(80年代初め)に実演でも聞きましたが、オドロオドロしいところが段々無くなっているような・・・。岩城氏自身「合唱もオケも少し音がずれていた方がこの曲には合うかな」とどこかのインタビューで仰っていましたが、洗練されすぎるとかえって曲の凄みが失せてしまうような気もします。
Waldvogel さん
投稿日:2005/03/28
「舞楽」のホルンはもっともっと咆哮してもいいと思うけど、外国のオーケストラだからといって全く違和感の無いすばらしい演奏!湯浅氏の卓越した腕が偲ばれる出来になっています。「シンフォニック・ムード」の2楽章の方が終曲よりよっぽど「ルンバ」してます。岩城N響と双璧のディスクが誕生したと思います。
フランツ さん
投稿日:2005/03/25
黛の「舞楽」は私が最初に触れた日本人作曲家の曲でした。盤はもちろんこの演奏のLPでした。私の友人には未だに日本人作曲家の曲に偏見を持って聴こうとしない人が多いのですが、この名曲を最初に聴いたから日本人作曲家の曲に偏見無しに入っていけたのだと思います。黛は僕の中ではストラヴィンスキーよりも好きな作曲家です。この時期の岩城N響の日本人作曲家作品の録音は音の密度が高く力の入り具合もバランスが採れていてかなり良いと思います
フランツ さん
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ありがとうございました
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