CD 輸入盤

曼荼羅交響曲、舞楽、ルンバ・ラプソディ、他 湯浅卓雄&ニュージーランド響 

黛 敏郎(1929-1997)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
8557693J
組み枚数
:
1
レーベル
:
:
International
フォーマット
:
CD
その他
:
輸入盤

商品説明

日本作曲家選輯 第12弾!
世界に羽ばたいた"反逆児"の素顔

黛敏郎(1929-97)は、終戦直後からまばゆいばかりの才能を輝かせた、戦後日本のまさにスター的な存在でした。パリに留学するものの「もはや西洋に学ぶものなし」として早々に帰国し、その後は日本で初めてのミュージック・コンクレートを用いた作品や、戦後日本作曲界における金字塔「涅槃交響曲」などを発表し、常に聴衆の耳目を集めました。
 テレビ「題名のない音楽界」では名司会者役を長く務めるなど、その活動は作曲のみにとどまらず、社会問題に関しても積極的に発言し、国家主義的な論客としても知られましたが、芥川也寸志と同様、メディアでの活躍で知名度は高くとも、肝心の音楽は、一部の有名作を除いて十分には紹介されてきませんでした。初録音2曲を含む当盤で、我々はその素顔を知ることになるのです。
 有名な『曼荼羅交響曲』と『舞楽』のほか、師である伊福部昭に作曲者が楽譜を預けたままとなっていた秘曲『ルンバ・ラプソディ』と、『シンフォニック・ムード』を収録。後の2曲は世界初録音で、『ルンバ・ラプソディ』については、これが世界初演でもあるという、資料としても非常に大きな価値のある音源です。
 黛敏郎の作品は、ガムラン、東アジア、両界曼荼羅、ラテンに題材を得、一見国籍不明ながらも、音を聴けば確かに日本人ならではの美意識が一貫して感じとれるのが特徴。一切の先入観無しに、純粋に楽しめる音の饗宴が、ここにあります。武満よりも先に欧米で演奏された黛の芸術、その積極的な再評価は、むしろこれからのことなのかもしれません。
 「芥川也寸志」(8.555975J)での素晴らしく迫力ある演奏が大きな評判となった湯浅卓雄とニュージーランド響が、このアルバムでも積極的なアンサンブルと開放的でダイナミックな演奏を聴かせます。録音・編集には24bit&48kHz機材を使用。
 また、いつもの通り、片山杜秀氏執筆による読み応えのある詳細な日本語解説が付されますが、黛敏郎は片山氏にとって特別な存在でもあるため、原稿の充実ぶりはおそらくシリーズ随一となることでしょう。

黛敏郎(1929-1997)
・シンフォニック・ムード(1950)(世界初録音)
 Moderato - Allegro Moderato (9:27)
 Vivo (9:15)
・バレエ音楽「舞楽」(1962)
 Lento (14:09)
 Moderato - Un poco meno mosso - Allegretto - Lento (9:06)
・曼荼羅交響曲(1960)
 Tempo non équilibré(金剛界曼荼羅) (6:32)
 Extrêmement lent(胎蔵界曼荼羅) (11:04)
・ルンバ・ラプソディ(1948)(世界初録音) (8:00)

湯浅卓雄(指揮)ニュージーランド交響楽団

録音:2004年8月 ニュージーランド、ウェリントン、マイケル・フォーラー・センター

総合評価

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4.5

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ナクソスの日本作曲家選集のシリーズの一枚...

投稿日:2016/12/26 (月)

ナクソスの日本作曲家選集のシリーズの一枚で、黛敏郎の作品を集めた内容です。 湯浅卓雄指揮、ニュージーランド交響楽団の演奏で録音されています。 注目すべきは『ルンバ・ラプソディ』と『シンフォニック・ムード』でどちらも初録音、ルンバ・ラプソディに至っては世界初演という物。 良質な演奏を提供してきたニュージーランド交響楽団だけあり、演奏はどれも一定の水準を保った質の高い物で、曼荼羅交響曲のような何度も演奏された曲も、日本オケとは違う新鮮さがあって良いです。 録音、音質はナクソス品質、問題ありません。

レインボー さん | 不明 | 不明

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有名な曼荼羅交響曲や舞楽ではなく、知られ...

投稿日:2010/12/16 (木)

有名な曼荼羅交響曲や舞楽ではなく、知られていない2曲が嬉しい1枚。リズムや響きを楽しむことを第一に作られたのでしょうか、気分を楽しくさせてくれます。

テリーヌ さん | 兵庫県 | 不明

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音源に乏しいかった佳曲が、入手しやすくな...

投稿日:2008/06/16 (月)

音源に乏しいかった佳曲が、入手しやすくなったことを歓迎します。日本ばかりでなく世界中で聴かれる機会が増えることを期待します。曲は適度にモダンで初めて聴く人でも楽しめると思います。演奏は規範としても申し分ない好演です。ただ、やっぱり「舞楽」の雅楽的表現や「曼荼羅」の東洋的雰囲気はかなりぎこちない。岩城/N響のほうがしっくりきます(西洋人には区別がつかないのかも)。ドイツ物にはドイツオケみたいな、お国物信仰を侮っていましたが、ネイティブには違いがはっきり分かってしまうものなのだと、実感させる一枚でありました。

123 さん | 京都府 | 不明

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