曼荼羅交響曲、舞楽、ルンバ・ラプソディ、他 湯浅卓雄&ニュージーランド響
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レインボー | 不明 | 不明 | 2016年12月26日
ナクソスの日本作曲家選集のシリーズの一枚で、黛敏郎の作品を集めた内容です。 湯浅卓雄指揮、ニュージーランド交響楽団の演奏で録音されています。 注目すべきは『ルンバ・ラプソディ』と『シンフォニック・ムード』でどちらも初録音、ルンバ・ラプソディに至っては世界初演という物。 良質な演奏を提供してきたニュージーランド交響楽団だけあり、演奏はどれも一定の水準を保った質の高い物で、曼荼羅交響曲のような何度も演奏された曲も、日本オケとは違う新鮮さがあって良いです。 録音、音質はナクソス品質、問題ありません。0人の方が、このレビューに「共感」しています。
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テリーヌ | 兵庫県 | 不明 | 2010年12月16日
有名な曼荼羅交響曲や舞楽ではなく、知られていない2曲が嬉しい1枚。リズムや響きを楽しむことを第一に作られたのでしょうか、気分を楽しくさせてくれます。0人の方が、このレビューに「共感」しています。
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123 | 京都府 | 不明 | 2008年06月16日
音源に乏しいかった佳曲が、入手しやすくなったことを歓迎します。日本ばかりでなく世界中で聴かれる機会が増えることを期待します。曲は適度にモダンで初めて聴く人でも楽しめると思います。演奏は規範としても申し分ない好演です。ただ、やっぱり「舞楽」の雅楽的表現や「曼荼羅」の東洋的雰囲気はかなりぎこちない。岩城/N響のほうがしっくりきます(西洋人には区別がつかないのかも)。ドイツ物にはドイツオケみたいな、お国物信仰を侮っていましたが、ネイティブには違いがはっきり分かってしまうものなのだと、実感させる一枚でありました。2人の方が、このレビューに「共感」しています。
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ともりん | 京都市 | 不明 | 2007年08月06日
黛敏郎万歳!! この録音の登場で世界はMayuzumiをTakemitsuと並んで無視できなくなった筈。これを聞いて脳の醒めない人間にはそもそも新しい音楽の追究などお呼びではないのだ。演奏としては60年代の岩城/N響が決定盤と思うがそれに迫る好演。そしてNaxosには黛の続編で「涅槃」録音をお願いしますよ。こっちは声明(合唱)が入るので企画がなかなか難しいでしょうが絶対にお願いします。Naxosさん!いえ、Naxos様。地べたに額をこすりつけてのお願いです。0人の方が、このレビューに「共感」しています。
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AG | 東京都 | 不明 | 2007年07月11日
黛作品は、全集録音を希望します!1人の方が、このレビューに「共感」しています。
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ホセ・リー | 愛知 | 不明 | 2007年01月30日
なによりもNAXOSのこの一連の企画に拍手を送りたい。いつまでもミーハーにとどまらないで西洋音楽導入以来苦闘を続けた日本人作曲家の日の目を見ることの少ない作品を音楽フアンはもっと聴くべきだ。本来なら、政府系の諸団体が補助をしてリリースすべきところなのに主な演奏者やレーベルが海外というのは情けない。無論このCD演奏録音共に秀逸だが黛敏郎ほどのビッグネームのCDが以外に少ないことに驚く。モーツァルト、ベートーベンばかりでなく廉価なのでこのシリーズを聴きましょう!0人の方が、このレビューに「共感」しています。
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諸出助兵衛 | 宮城県 | 不明 | 2006年06月18日
黛作品ははずかしながら、CDでは初めて聴いた。 「饗宴」という作品で私はこの作曲家を知ったのだが、気難しいのだろうかと心配しながら聴いたら、意外にこの人の作品はホントに良い曲ばかりだな。と感心させられた。 個人的には「シンフォニック・ムード」が気に入った。 なんというかウキウキさせるような、みずみずしい響きを感じさせられた。その次に「曼荼羅交響曲」という具合。 このCDのおかげでこれからも黛作品を聴いていけそうな気がしそうだ。0人の方が、このレビューに「共感」しています。
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Pianist | Tokyo | 不明 | 2006年05月08日
注目は若き日の黛の作品ですが、残念ながら後年の作品のようなきらめきや《響宴》の様なパワーの炸裂はまだ見られません。いかにもあの時代の流行音楽(タンゴ、ルンバ)などの影響が明らかです。黒澤映画の「野良犬」とかのエポックですね。戦後の荒廃と新たな時代への不安定な希望…といった意識が感じ取れます。《舞楽》や《曼陀羅》はもう定評ある水準ですね。Naxosでの黛はもう終わりなのでしょうか?もっともっと録音して交響作家としての黛を再認識させて欲しいものです。平義久と共に。0人の方が、このレビューに「共感」しています。
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フランツ | 宮崎県 | 不明 | 2005年03月28日
「舞楽」のホルンはもっともっと咆哮してもいいと思うけど、外国のオーケストラだからといって全く違和感の無いすばらしい演奏!湯浅氏の卓越した腕が偲ばれる出来になっています。「シンフォニック・ムード」の2楽章の方が終曲よりよっぽど「ルンバ」してます。岩城N響と双璧のディスクが誕生したと思います。0人の方が、このレビューに「共感」しています。
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七海耀 | さいたま市 | 不明 | 2005年03月15日
「舞楽」は、N響が、70年代末だったか岩城宏之に率いられオーストラリアに演奏旅行したときのプログラムに含まれていて、パース公演の録画中継で初めて接し、その素晴らしさに感銘した記憶がある。初録音の「ルンバ・ラプソディ」と「シンフォニック・ムード」も素晴らしい作品。片山杜秀の解説も見事。このシリーズの解説を一冊に纏めたら、日本現代音楽を俯瞰する上等な書物が出来上がるだろう。英訳もきちんとしており、世界市場に向けたCDである以上、これは重要なことだ。0人の方が、このレビューに「共感」しています。
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