私はアラブの王様たちとどのように付き合っているのか? 星海社新書

鷹鳥屋明

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784065235119
ISBN 10 : 4065235111
フォーマット
出版社
発行年月
2021年06月
日本
追加情報
:
240p;18

内容詳細

豪奢な石油王、ラクダと共に生きる砂漠世界、はたまた暗殺者が横行する危険地帯―これらステレオタイプともいうべき「中東」「アラブ」のイメージは、残念ながら日本において現実の中東世界への誤解や偏見の根源となっています。本書は、中東に住む人々や文化への敬意と理解によってはからずも“中東きっての有名日本人”となった著者が、サウジアラビアの王族や中東有数の財閥子息たちとのお付き合いを通じて身を以て体験した耳を疑うような数多の実話と共に、私たち日本人が知らない魅力の溢れる中東世界へと誘います。著者所蔵の貴重で豊富な現地写真と共に、いざ等身大(?)の中東世界へ!

目次 : 第1章 アラブの王族について(すべては1通のメールから始まった/ 「自称王子」の身元を調べよう ほか)/ 第2章 アラブの財閥と共に(いきなり舞い込んできた巨大会場でのプレゼン依頼/ 特別ルートを使って最短でサウジアラビアへ ほか)/ 第3章 アラブにおける日本文化(急成長を続けるアラブのエンターテインメント産業/ サウジアラビアのエンターテインメント産業を支える「ミスク財団」 ほか)/ 第4章 日本人から見たアラブ文化(サッカーは国技です/ 強豪チームを作り上げた伝説的な選手たち ほか)

【著者紹介】
鷹鳥屋明 : 1985年大分生まれ、日本と中東を行き来して働くサラリーマン。大分舞鶴高校、筑波大学卒業後、メーカー、商社、NGO職員、ベンチャーと働く間に外交イベント、ビジネスを通じてアラブ、中東世界に深く関わりSNS上でアラブ人約10万人からフォローされる。中東各国で過ごした経験から現地で行われるイベントの企画、随行等も行う。本人もオタクであり中東のオタク文化に関して造詣が深く日本のコンテンツを中東に広げるべく活動を行う。母方の実家が鷹鳥屋神社であり、鷹鳥屋明を名乗る(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • よしたけ さん

    歴史好きの一介サラリーマンだった著者が、仕事きっかけに中東にハマり出し、SNS通じて王族お近づきになり中東ぇ最も有名な日本人の一人に。軽妙な語り口から始まるが内容は至って真面目。アラブ石油王などいない(資源収入は位に応じて王族に分配される)、アラブの財閥は現地代理店(トヨタ代理店など。独自製品を扱うまで産業育たず)、日本地位は没落している(唯一人気があるのがオタク文化と車。しかし前者は日本発信ではなく現地人が盛り上げ、後者も中韓に脅かされ)などなど。見聞を広めるに読んで損はない。小話も楽しく読める。

  • ばんだねいっぺい さん

    これは、他の出版社からも本が出るのではないか。読めば、中東との楽しい交流が伝わってきて、はっきり言って「中東いいなぁ、サウジアラビアいいなぁ。」と思った。しかしながら、ほんとは、もっと、いろいろあるんだろうなぁとも思った。宗教のことを書かないとしていたり、筆者の主張がほとんどないのも考えられた構成なのではと思った。それにしても、凄い人だ。

  • いちろく さん

    紹介していただいた本。旅行者でも外交官でもなく、いちビジネスマンの視点から観た現在の中東を描いた内容。日本のメディアは著者の事を、オタク文化で現地の王室と縁を持った所ばかりクローズアップするけれど、それはあくまで一部の姿だったとギャップを感じた。客観的な視点でシビアに中東の現状を述べる内容は興味深かった。現地の人達の懐に飛び込む心意気も凄い。あえて難癖を付けると、時系列がバラバラで話題も飛び飛びな点は読みにくいけれど、それでも面白く最後までページを捲れた。事実を淡々と伝えようとする内容も良かった。

  • kuro さん

    中東でいちばん有名な日本人、鷹鳥屋さんの本。コテンラジオのゲストで知って、著作を見つけたので読んでみた。ざっくりとしたイメージしか知らない中東、アラブ世界が垣間見えて楽しい。イスラム文化の価値観などがライトな語り口で紹介されていて、自分が生きている世界と違う部分もあり、重なる部分もあり、とても興味深かった。日立製作所のサラリーマンからキャリアをスタートして、インフルエンサーとして活動していることについても紹介されているが、型にはまらない生き方を歩まれていて、一個人としてとても興味深い。

  • mutsumi さん

    コテンラジオをきっかけに知った鷹取屋さんの著書。現代のアラブ社会の実態を自身の体験から綴っている。王族と掴み合いの喧嘩をしたり、ドライブをしたりと、え?!となるような信じがたい出来事が起こっているが、これこそがアラブのリアルな一面なのだろう。大胆なお金遣いのエピソードがある一方で、失業者対策に気を遣って体制維持に力を注ぐなど王制とはいえ緻密な一面も併せ持つ。アラブ=石油王みたいなステレオタイプなイメージだけでは語りきれない、魅力的な地域であることがわかった。

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鷹鳥屋明

1985年大分生まれ、日本と中東を行き来して働くサラリーマン。大分舞鶴高校、筑波大学卒業後、メーカー、商社、NGO職員、ベンチャーと働く間に外交イベント、ビジネスを通じてアラブ、中東世界に深く関わりSNS上でアラブ人約10万人からフォローされる。中東各国で過ごした経験から現地で行われるイベントの企画

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