桃太郎のきびだんごは経費で落ちるのか? 日本の昔話で身につく税の基本

高橋創

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784478110362
ISBN 10 : 4478110360
フォーマット
出版社
発行年月
2020年12月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
278p;19

内容詳細

新宿の場末のあるところに、昔話の主人公たちが次から次へと「税の相談」にやってくる小さな小さな税理士事務所がありました。税のこと楽しみながらわかる!

目次 : 第1章 鶴の恩返し―鶴の「食費」は経費になる?/ 第2章 桃太郎―きびだんごは経費で落ちるのか?/ 第3章 わらしべ長者―物々交換に税金はかかる?/ 第4章 分福茶釜―茶釜に化けたタヌキは「器具備品」!?/ 第5章 うばすて山―置き去りにした母が残した遺産、相続できる?/ 第6章 舌切り雀&笠地蔵―大きな「つづら」に贈与税はかかるのか?/ 第7章 かぐや姫―「かぐや姫被害者の会」の告発/ 第8章 かちかち山―昔話のなかの「医療費」/ 第9章 三年寝太郎&金太郎―子供がいる家庭の税金/ 最終章 浦島太郎―税金を払わないままだとどうなる?

【著者紹介】
橋創 : 税理士。1974年東京都生まれ。東京都立大学卒業後、専門学校講師、会計事務所勤務を経て、高橋創税理士事務所を新宿二丁目に開設。ドリンクをオーダーすることで税理士に相談できるイベント「確定申告酒場」を新宿ゴールデン街のバー「無銘喫茶」で開催。雑誌のコラム、YouTube、プロレス興行での「確定申告マッチ」などであまり堅苦しくない税金ネタを発信するようになる

井上マサキ : ライター。1975年宮城県生まれ。東北大学卒業後、新卒で大手SIerに就職。約15年SEとして勤務したのち、当時執筆していたブログをきっかけにライターに転身。SEの経験を活かし、エンジニア系記事を手がけるほか、テレビ番組レビュー、体験レポート、コーポレート系サイトなど幅広く執筆。また「路線図マニア」としてメディアにも出演(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • きみたけ さん

    ちょっと息抜き☺️フリーランスのライターが毎年の確定申告の際に思い付いたそうで、日本の昔話を題材にしたコント仕立ての流れで税の基本が身につきます。「鶴の恩返し」の鶴の食費は経費になるか?「うばすて山」に置いてきた母の遺産を相続できるか?「わらしべ長者」の物々交換に税金はかかるか?「三年寝太郎」は扶養控除の対象になるか?などなど。 相続税、贈与税、医療費控除、固定資産税の延滞金・差し押さえ、最新の「ひとり親控除」まで、税理士の解説を交えながら楽しく学べました。これはオススメです!

  • R さん

    おとぎ話を下地にした税のお話でした。タイトルから会計講座っぽいのかと思ったら、税金の方のお話だったのだけども、わかりやすくて面白かった。固定資産税や、差し押さえと公売のこと、控除のあれこれについては、知らないこともいくつかあってためになった。浦島太郎の話が個人的には一番面白かったのだけども、かぐや姫がパパ活女子で、かつ、そこで得た利益については税金がかかるというのは、考えさせられる内容だった。

  • うまる さん

    昔話を元に税金の話をしたらこんなに面白くなるなんて! 税理士事務所と昔話の登場人物の掛け合いが爆笑でした。とても簡単でわかり易い内容になっていますので、税金に疎い人、税金てなんぞやという学生さんにも読んでほしいです。会計やってる人なんかは、目次を読んだだけでもブフッてなること間違いなし! ほんと良く考えたわ〜。 合間の税理士さんの解説も為になります。ユーチューバーの経費など、専門家でも実務で判断に迷う事象が参考になりました。続編、世界の物語編もぜひやってほしいです。

  • ヒデミン@もも さん

    ウケを狙っているのだろうけど、あんまり面白くなかったし、昔話しがかえって邪魔だった。が、「うばすて山」のあらすじとか、そうだったのかと初めて知ったこともあった。

  • penguin-blue さん

    発想の勝利。桃太郎、かぐや姫、浦島太郎など有名な昔話の主人公たちが現代の税理士事務所を訪ねて彼らが物語の中で得た利益に税金を取り立てようとする代官について相談する。彼らと税理士とその助手コンビとの問答を通してわかりやすく、税金や、贈与、経費などの基本を楽しく理解できるようになっている。もともと経済に明るい人には簡単すぎるかもしれないが、どうしてもこういうことに苦手意識がある私にはなかなかありがたい本。これから昔話や童話を読むとつい「こ、これは代官に税金をとられるのか」とか考えちゃいそうだけど(笑)

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