「冒険・探検」というメディア 戦後日本の「アドベンチャー」はどう消費されたか Social History of Japan

高井昌吏

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784589043153
ISBN 10 : 4589043157
フォーマット
出版社
発行年月
2023年12月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
310p;21

内容詳細

未知なる世界を伝えてくれた日本の「冒険・探検」は、どのように「消費」されてきたのか? 戦前・戦後の学術探検から、堀江謙一、三浦雄一郎、植村直己、角幡唯介ら冒険家・探検家と呼ばれた人たちの言説とそれを伝えるメディアの関係性に注目。それぞれの冒険・探検が当時の日本社会やメディア状況において、どのように取り上げられ、消費されてきたのかを解明する。
*本書で取り上げる人物:小田実、堀江謙一、三浦雄一郎、植村直己、川口浩、猿岩石、栗城史多、角幡唯介 ‥ など

【著者紹介】
高井昌吏 : 1972年兵庫県生まれ。現在、東洋大学社会学部教授(社会学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • yoneyama さん

    社会学者の著者は、自身は探検家ではなく、日本社会の中での探検受けとめ史研究の書。多様な書籍からの引用が的確に並び、アカデミックに面白いまとめになっている。官営探検、山岳会、自由化、小田実、堀江謙一、植村直己、三浦雄一郎、川口浩、猿岩石、栗木史多、イモトアヤコ、山野井泰史、角幡唯介と。探検史ではなく、メディア、社会の人々との関係の変遷史。よくまとまっている。あれこれの書や同時代的雰囲気を思い返す。栗木には驚いたものだ。今のところ、トリは角幡唯介。

  • 屋根裏 さん

    名著。めちゃくちゃ面白い。20世紀後半以降、冒険家探検家が果たしたメディアとしての役割を分析する文化史もの。猿岩石以降の歩みはリアリティショーやアイドル論、近代文学論の文脈で読み替えることも出来て、さやわかの著作を思い出した。もっと話題になっていいのにこの本。

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