基本情報
内容詳細
本書は、日本観光協会中部支部の須田寛、交通ライターの徳田耕一、鈴鹿国際大学の安村克己の三者がそれぞれの立場から、「産業観光」振興への思いを込めて、産業観光の意義と経緯、その実状、今後の展望などに視点をおいて記述したものである。
目次 : 第1部 「産業観光」の実践(「観光」への期待とその背景―なぜ今「観光」、「産業観光」なのか/ 中京圏における「産業観光」―その展開と展望/ これからの「産業観光」―展望とその課題)/ 第2部 市民から見た日本の産業観光(産業観光の魅力/ 産業観光都市を歩く/ 産業観光を育てるには…)/ 第3部 観光学からみる産業観光(産業観光を読むための観光学/ 観光学による産業観光の見方/ 新しい観光としての産業観光)
【著者紹介】
須田寛 : 東海旅客鉄道株式会社会長。昭和6年生まれ。同29年3月京都大学法学部卒業後、日本国有鉄道入社、国鉄名古屋鉄道管理局長(同54年5月)、国鉄旅客局長(同56年7月)、国鉄常務理事(同59年1月)、東海旅客鉄道株式会社社長(同62年4月)を経て、平成7年6月より現職。(社)日本観光協会中部支部長を務めるほか名古屋商工会議所、中部経済連合会などで観光、文化、交通関係の活動に携わる
徳田耕一 : 交通ライター。昭和27年名古屋生まれ。名古屋市在住で中部地方有数の交通ジャーナリスト。旅行業界の経験もあり、内外添乗歴は1000回以上。現在、著述業のほか製菓会社の経営にも参加し、ものづくりの心を理解している。また、鈴鹿国際大学などで、観光、交通、旅の教壇にも立つ。昭和50年3月名城大学法学部卒。鉄道旅行博士(旅行地理検定協会認定・称号)
安村克己 : 観光学博士。昭和29年神奈川県生まれ。立教大学社会学部産業関係学科卒、同大学院社会学研究科応用社会学専攻博士後期課程修了。立教大学助手、産能短期大学助教授、北見大学教授を経て、平成13年4月より中部地方初の、男女共学の4年制大学で観光学科がある鈴鹿国際大学国際学部観光学科、学科長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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