世界の難民の子どもたち 3 「エリトリア」のハミッドの話

難民を助ける会

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784843349908
ISBN 10 : 4843349909
フォーマット
出版社
発行年月
2016年09月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
26

内容詳細

ハミッドは、政府による家族への脅迫と戦渦を逃れて、母とともにエリトリアから脱出しました。新たな国で、言葉も文化もほとんどわからないなか、苦労しながら少しずつ新しい生活を築いていきます。しかし、生活はしだいに落ちついていっても、ハミッドの心から、戦争の恐怖や苦しみ、悲しみが消えることは決してないのです。10歳の難民ハミッドの体験した本当のお話。

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • たまきら さん

    きちんと「どうして戦争になって、なぜこの国を逃げないといけないか」をわかりやすく説明してあるのは、ハミッド君が説明できる子だからだったのかな。昨晩読みながらじ〜ん。オトン大好きなオタマさんだもの、別々に寝るのも嫌なのに別居→訃報は想像もしたくないよね。新天地での苦労は毎回書かれていますが、ハミッド君は本当に前向きだと思う。色々な意味で馴染まないといけない大変さ。胸にしみました。

  • おはなし会 芽ぶっく  さん

    原案はBBC(英国放送協会)制作のアニメーションを絵本化したシリーズ。難民の定義は様々ありますが、このシリーズは、保護を求めて国外に逃れた人を難民と呼んでいます(監修者註。) 第3巻は10歳の男の子ハミッドが、自国のエリトリアを母と後にした実話。エリトリアという国を知りませんでした。エチオピアから独立したエリトリアは、紅海に面していてそのせいでエチオピアが戦争を起こしたとは。エリトリア政府の秘密を知っていたお父さんは監視があり逃げられませんでした(その後亡くなったそうです)。

  • 七月せら さん

    このシリーズの趣旨がなんとなく分かってきた気がします。この本でいう難民とは「保護を求めて国外に逃れた人々」。世界には、生まれ育った国を追われ、言葉も文化も違う国で生きざるを得ない沢山の子ども達がいる。でも彼らは決してかわいそうな人達ではない。たとえどんなに辛いこと、悲しいことがあっても、新しいこの場所で生きると決めた強い人達なんだと感じました。

  • 遠い日 さん

    この本を読まなければ、エリトリアという国のことを知らないままだったかもしれない。紅海を巡るエチオピアとの戦争のため、国を逃れるしかなかったハミッド。新しい国で、慣れない環境のもと、暮らすのは大変なことだろう。さらに襲いかかる不幸を、おかあさんとふたり、乗り越えると決心したハミッド。過去を心に封じ込め、強くあらねばならないと前を向くハミッドに打たれた。

  • ヒラP@ehon.gohon さん

    エリトリアという国を知り、難民の境遇に心打たれました。生きるためにいろんなものと闘い、乗り越えて行くことを強いられている人たちがいます。それを理解していくことが、私たちのつとめだと思います。

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