監視デフォルト社会 映画テクストで考える

阿部潔

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784787233684
ISBN 10 : 4787233688
フォーマット
出版社
発行年月
2014年01月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
阿部潔 ,  
追加情報
:
209p;21

内容詳細

現代社会の監視とは、見張り/見張られ、見守り、相互に見合うことである―6本の映画作品に現れる「監視」のありようを詳細に読み解きながら、「犯罪なき社会への欲望」「個人情報のゆくえ」「まなざしの快楽」といった論点を析出する。そして、監視が日常に織り込まれ、デフォルトとして設定されている社会の本質をえぐり出し、そこに潜む「おぞましさ」を浮き彫りにする。

目次 : 1 『未来世紀ブラジル』―「死体の不在」という謎/ 2 『ガタカ』―「人間の尊厳」の条件/ 3 『マイノリティ・リポート』―「神のごときシステム」の陥穽/ 4 『善き人のためのソナタ』―「あまりに人間的な」転向/ 5 『バーン・アフター・リーディング』―「陰謀」の遍在と不在/ 6 『LOOK』―「プライバシー」の現在

【著者紹介】
阿部潔 : 1964年、愛知県生まれ。関西学院大学社会学部教授。専攻は社会学、メディア/コミュニケーション研究(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • あんすこむたん さん

    監視社会について様々な視点で映画を参考にしながら、論じたものになっている。映画を見ていなくても分かる位に解説が出来ているので、内容も分かりやすい。ブックガイドもあり、その意味でも参考になる。

  • affistar さん

    6本の映画作品の「監視」のありようをもとに、現代社会におけるさまざまなことについて論じていく作品です。各作品のあらすじもしっかり書かれているので、作品を見ていなくても大丈夫です。また、ビデオ/ブック・ガイドもあるので、深く学びたい人にも良いと思います。映画を出発点としているので、結構読みやすいのではないかと思います。

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