現場主義の知的生産法 ちくま新書

関満博

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784480059406
ISBN 10 : 4480059407
フォーマット
出版社
発行年月
2002年04月
日本
追加情報
:
18cm,221p

内容詳細

「百聞は一見に如かず」、現場ひとすじ30年、国内外の6000の工場を踏査した“歩く経済学者”が、現場調査の要諦とそのまとめ方を初めて明かす。IT時代だからこそ心に染みる、超アナログ知的生産のすべて。

【著者紹介】
関満博 : 1948年富山県生まれ。71年成城大学経済学部卒業、76年同大学院博士課程修了。東京都商工指導所、専修大学助教授等を経て、現在、一橋大学大学院商学研究科教授。経済学博士。地域産業論、中小企業論が専門。商工指導所時代から一貫して「現場」調査をもとに研究・発表を続け、中国をはじめとするアジア諸国にも果敢に踏み出している。著書に『フルセット型産業構造を超えて』(中公新書、エコノミスト賞)、『空洞化を超えて』(日本経済新聞社、サントリー学芸賞)、『上海の産業発展と日本企業』(新評論、大平正芳記念賞特別賞)など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • ito さん

    地域産業論をテーマとした研究者である著者がフィールドワークから どのように論文、報告書を構築していくのか、実践的にまとめたもの。徹底した現場主義に貫かれた行動力に圧倒された。著者は定型化されたアンケートやデータ分析による報告書を批判し、現場でしか真実が見えないことを強調する。研究対象となる地域とは一生つきあっていく覚悟が求められる。全てが著者の経験で語られているため説得力があり、日本の地域政策や産業振興に一石を投じる良書である。

  • おらひらお さん

    2002年初版。常に現場に出ている人間としては、気にならざるを得ないタイトルの本です。内容も充実しています。テレビを見ない。資料を整理しない。出張時の道具を減らす。締め切りの前倒し等々学ぶところも多くありました。あと、「本は『書く』ものではなく、『売る』ためのもの」だそうです。売ることを全く意識していない本(値付け等)も学術書では多くありますね・・・。

  • RED さん

    実際に人に会って深く関わってみることの重要性を語っていた。以前、実地調査として地元の経営者の方々に話を聞きに行ったことがある。その時は十分な話を聞いたと思っていたが、その後のお礼や調査のまとめなど、今後の付き合いのことは1つも考えていなかったと反省させられた。

  • 夕刻 さん

    理論やデータを学んできた身としては痛いところ。机上の空論ではなく、現場に赴きそこから情報を聞き出すことの重要性を説いている。

  • couichi さん

    アカデミズムの視点からの産業研究のやり方が、切れば血の出るような熱い言葉で書かれている。今の現場主義、知的生産法に至るまでの試行錯誤もすさまじい。

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関満博

1948年 富山県小矢部市生まれ。現在、一橋大学名誉教授。博士(経済学)。浪江町震災復興有識者会議委員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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