法とは何か 法思想史入門 河出ブックス

長谷部恭男

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784309624846
ISBN 10 : 4309624847
フォーマット
出版社
発行年月
2015年07月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
19

内容詳細

人が生きていく上で、法はどのような働きをするか。先人の思想の系譜を読み解き、法と共により善く生きる道を問う、法思想入門書の決定版。現実的な場面での法解釈を増補。
[著者紹介]
1956年、広島県生まれ。現在、東京大学法学部教授。専門は憲法学。著書に、『憲法への懐疑』『憲法学のフロンティア』『憲法と平和を問いなおす』『憲法とは何か』ほか。



【著者紹介】
長谷部恭男 : 1956年、広島県生まれ。東京大学法学部卒業。現在、早稲田大学法科大学院教授。専門は憲法学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • syuu0822 さん

    文字通り、法とはそもそもどういったものか?何故従う必要があるのか?を論じた本。 自分の話でいうと、確かに法に従う理由なんて深く考えたことなかったし、どう生きるべきかについてはむしろ道徳の方が大事だというのは分かる気がします。これもある種の共同幻想なのかなと思いました。 法について、根本的かつ概念的なところから知りたいという方にお勧めの1冊。

  • ヤギ郎 さん

    法哲学の本。倫理の教科書に登場するような哲学者たちの「国家」や「社会」、「法」についての考えを彼らの著作から読み解いている。著者は日本の法律に限らず、広く「法」というものを分析してる。参考文献には、法律を勉強している人であれば名前を聞いたことのある人たちばかりならべている。各章終わりには著者による参考文献の解説もある。ゴリゴリの社会哲学書を読む前に、この本を一読するといいかもしれない。

  • うえ さん

    「問題は、対立する宗教は、人の生きる意味や宇宙の存在する意味をも与えてくれるものだという点にあります。これは各自にとってとても大事なものです。そして、自分にとって大事なものであれば、自分だけでなく、他人にとっても大事であるはず…宗教的な対立が血みどろの争いへと人々を誘うのは、不思議ではありません」「カントの道徳理論の困った点は、定言命法では排除できない無数の行動指針のうち、いずれを選ぶべきかを教えてくれないことにあります…カントは…素質…当人特有の諸要素は、意思決定にあたって考慮すべきではないと言います」

  • tieckP(ティークP) さん

    副題に法思想史入門とあるが、あまり「史」の要素はなく、また「入門」者が読むと著者の巧みな語りにほぼ長谷部流に染まってしまうのではないかと思う。というのも、本書はこれまでに長谷部氏が書いた論文的内容を、特に時代順ではなく優しく紹介したもので、それらは既存の読みにしばしば挑戦的だから、本書の内容自体、かなり挑戦的だからである。そういう意味で、ほんとは一度、法思想というか西洋思想を学んでから読んだほうが良い内容。そのうえで読むならば刺激的な議論で、特に各章末の視野の広い「文献解題」はとても面白く、参考になる。

  • shusseuo さん

    道徳、正義、善。当たり前のようで難しい。「人として当然」という感覚も時代や各共同体によって差異があったり。だから、人間は絶えず思索しなければならないのだろうなあ。「人として当然」の共通理解が崩壊すると人間の世の中はたぶんあっという間に崩壊しちゃう。最近、その辺が少しづつ崩れているような気がしてちょっと怖いなと個人的に思っています。

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