100年マンション 資産になる住まいの育てかた 日経プレミアシリーズ

長嶋修

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784532263836
ISBN 10 : 4532263832
フォーマット
発行年月
2018年09月
日本
追加情報
:
229p;18

内容詳細

目指すは「100年マンション」―。あなたの住むマンションが、資産性を維持しつづけるか、限りなく価値ゼロに向かうかは、ひとえに「管理状態」で決まる。不動産業界のご意見番で、「建物調査」のトップランナーが、管理組合の運営から、大規模修繕計画のつくり方、管理会社や工事会社とのつきあい方、選び方までを指南します。

目次 : 第1章 マンションの未来年表を書く(「終の棲家」になったマンション―2019年/ マンションの空き家が社会問題化 消費税率が8%から10%へ―2020年 ほか)/ 第2章 マンションは長寿命化するしかない(なぜこんなことになってしまったのか/ マンションの始まりは1956年 ほか)/ 第3章 100年マンション先進事例に学ぶ(イニシア千住曙町/ 白金タワー ほか)/ 第4章 ずっと資産になるマンションを創るために必要な16の提言(管理会社の交替は慎重に/ 無償の「アフターメンテナンス」を最大限に活用 ほか)

【著者紹介】
長嶋修 : 不動産コンサルタント。株式会社さくら事務所代表取締役会長。1967年生まれ。広告代理店、不動産デベロッパーの支店長・不動産売買業務を経験後、業界初の個人向け不動産コンサルティングを行う、さくら事務所を設立(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • wiki さん

    オビにある不動産業界のご意見番とはまさに良く言ったもので、現在の住宅事情の危機(特にランニングコストを見た際の危機)についてバンバン文句を言う論客としては頭一つ抜けている。が、こうしてバンバン文句を言うのも本人が運営しているホームインスペクションのコンサル業としての仕事増やしの要素も強い。その要素を踏まえた上で、事実本人が述べている事象もあるので、これは企業の誠実さや国の政策の議論など、様々な形で話し合われてもいいな。中古住宅市場はおっしゃる通り、完全なるレモン市場。多少、改善の動きは見られるが、まだ先。

  • オカピー さん

    住んでいるマンション(大規模修繕工事の一年前)、働いているマンション(今年大規模修繕工事)。自分達の住んでいるマンションに、住民の方がどれだけ関心を持っているかでしょうね。管理組合の総会の実出席数を見たら、がっかりですね。委任状と議決権行使が8割ぐらい。確かに居住者が高齢化して、総会参加もままならないのは分かりますが。一番お金が動く大規模修繕を皆さんで真剣に考えないと、知らない間にお金ぼられそう。

  • も さん

    マンションの理事会って大変そうだけど面白そうだな。経営改善からまちづくりまで出来てしまう。近所の大規模マンションはこども会が上手く機能してて楽しそう。かつて住んでた実家のマンションも理事会にやる気のある人が一定数いた。自治に無関心なお客様気分の住人が多い中で少数精鋭でやりながら、全体の気運をどう高めるのか。マンション購入に向けてこういう本も読んでいきたい。

  • Ohno Takeshi さん

    都心部で生きていく人には、これは本当に大切だと思う。住まいの価値を高めていいき、資産価値のない住まいは建て直される。歳を取って賃貸に住めなくなるリスクもあるし、いつかは自己所有にならざるを得ない。でも、その時に何を基準に家を選びのか、もっと勉強しないと!!

  • puapua さん

    マンションの管理によって資産価値が大きく変わっていくという流れは今後ますます認知されていくと思う。 これまでの新築信仰から中古市場がメインとなっていく流れの中、マンション管理の大切さを教えてくれる一冊。マンション購入検討者は読んで損はないと思います。

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人物・団体紹介

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長嶋修

1999年、業界初の個人向け不動産コンサルティング会社、株式会社さくら事務所を設立、現会長。2008年、NPO法人日本ホームインスペクターズ協会設立、理事長に就任。2018年、らくだ不動産株式会社の会長に就任(現顧問)。国土交通省・経済産業省などの委員も歴任し、中立な不動産コンサルタントとしての地位

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