伝える極意 集英社新書

長井鞠子

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784087207279
ISBN 10 : 4087207277
フォーマット
出版社
発行年月
2014年02月
日本
追加情報
:
167p;18

内容詳細

サミットから2020年東京五輪招致まで、
同時通訳者が現場で実感した「勝てる」プレゼンの法則。

1970年代から現在にいたるまで、様々な国際交渉に携わってきた
通訳の第一人者である著者は、石原慎太郎の「尖閣発言」を
通訳したり、2020年の東京五輪招致に携わったりするなど、
長い通訳者生活のなかで、多くの要人・著名人と関ってきた。

これまで通訳してきた著名人は、海外国家元首、日本国総理大臣や
歴代閣僚はもとより、ダライ・ラマ14世、マイケル・サンデル、ホーキング博士、
アンソニー・ホプキンス、ケビン・コスナー、デビッド・ベッカム、ヨーヨー・マなど、
実に多彩で、手がける分野は、政治・科学・医療・映画・音楽など多岐にわたる。

本書では、ゴルバチョフやミッテラン、小泉純一郎、石原慎太郎、細野豪志など
国内外の著名人との貴重なエピソードを語りながら、言語を超えた
コミュニケーションの普遍的「法則」を紹介する。

目次

はじめに
第一章 会議通訳の現場
第二章 通訳者への道
第三章 通訳者の生活とその技術
第四章 国際会議の日本人
第五章 言葉を伝えるための「五つのヒント」
おわりに

【著者紹介】
長井鞠子 : 1943年宮城県生まれ。会議通訳者。国際基督教大学卒業。1967年、日本初の同時通訳エージェントとして創業間もないサイマル・インターナショナルの通訳者となる。以降、日本における会議通訳者の草分け的存在として、先進国首脳会議をはじめとする数々の国際会議やシンポジウムの同時通訳を担当。政治・経済のみならず、文化、芸能、スポーツ、科学ほかあらゆる分野の通訳を担当する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • 奥澤啓 さん

    サイマルインターナショナル専属の日本トップレベルの英語同時通訳者による初エッセイ。「プロフェショナル仕事の流儀」でその仕事ぶりを知った人は多いと思う。生立ち、通訳になるまでの経緯、日本の首脳の発言を通訳した時の逸話、通訳者としての心がまえ等。語学や通訳術についての具体的な訓練法を深く語ってほしかった。現在72歳で現役である。同時通訳は大変な集中力、気力、体力を要する。そのため50歳位で引退し後進の指導にあたる人も多いと聞く。氏の年齢で現役でいるためには、どれだけストイックな日々を送っているのだろうか。

  • 奥澤啓 さん

    おそらく口述筆記、あるいはインタヴューを編集者がまとめたのであろう。全体的にあっさりした内容で、通訳という仕事を深く掘下げたものを期待していただけに肩透かしの感がある。プロフェッショナルを見た時に長井氏が使っていた電子辞書が気になった。たまたまカシオの電子辞書サイトを見ていたら氏のインタヴューがあった。使っている辞書はエクスワードであった。

  • hanagon44 さん

    その道を切り開いてきた人特有の情熱と無鉄砲さとバイタリティを感じさせる真直ぐな視点とするどい切り口で,スカッとした読後感を持ちました。著者が尊敬しているジェニファー・マッキントッシュというイギリスの通訳者の方が,豊かな語彙力と適切なイディオム使いでも,ペダンチックに走らず,整理されたスピーチ構成でなおかつ知性を感じさせる英語を話されるという所が印象深く残りました。そういう素敵な人物と実際出会えてお手本にできることが素晴らしく,そこからも後進に伝えたいことをたくさん吸収されているのだろうなと思います。

  • ヨータン さん

    通訳の大御所中の大御所。1964年の東京オリンピックの時に通訳をされたということは、すでに70歳は越えていますよね。今も現役で活躍されていて、本当にすごい方だなと思います。年齢を重ねても実力さえあれば、続けられる通訳という仕事にも魅力を感じました。

  • minimu さん

    同時通訳のベテラン、長井さんのエッセイ。一流の国際人たちの身近にいるからこそ語られる、それぞれのエピソードやスピーチ術を楽しく読みました。ドイツ人とフランス人とともに会議に向かう際、時間より早めに着こうと急ぐドイツ人と、「会議ブッチして遊ぼうよ〜」というフランス人の間を取り持つ、など(笑) そこにいた通訳が日本人でよかった(笑)

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人物・団体紹介

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長井鞠子

1943年、宮城県生まれ。会議通訳者。国際基督教大学卒業。大学在学中に開催された東京五輪で通訳を経験したことをきっかけに、通訳者の道へ。1967年、日本初の同時通訳エージェントとして創業間もないサイマル・インターナショナルの通訳者となる。以降、日本における会議通訳者の草分け的存在として、先進国首脳会

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