叛逆老人は死なず

鎌田慧

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784000244909
ISBN 10 : 4000244906
フォーマット
出版社
発行年月
2019年12月
日本
追加情報
:
198p;19

内容詳細

デモに行っても「老人」ばかり。それでもいいじゃないか。もう後もない年齢。何を恐れることがあろう。軍備に金をつぎ込み、人は切り捨て。そんな政権では孫・子のいのちがおびやかされる。八〇歳超のルポライターが、安保法制、沖縄、原発、冤罪、労働など、いのちのために闘う誇り高き叛逆老人同志に贈る熱いエール。

目次 : 1 叛逆老人は今日も行く(叛逆老人は今日も行く/ 戦前を知る叛逆老人たちの覚悟 ほか)/ 2 沖縄は基地をつくらせない(やんばるの森の視えない戦争/ オスプレイ墜落と高江の森 ほか)/ 3 亡国の原発政策(生ぎろ東北!―原発事故から八年目の被災地を歩く/ 鉱毒と核毒―明治を模する「富国強兵策」の愚 ほか)/ 4 死刑大国の好戦内閣(死刑大国と戦争願望/ 無実の死刑囚・袴田巖 ほか)/ 5 叛逆老人列伝(石牟礼道子―「小さな命」の仇討ちに賭けた生涯/ 上野英信―ある記録文学者の家庭戦争 ほか)

【著者紹介】
鎌田慧 : 1938年青森県生まれ。ルポライター。労働、原発、冤罪、沖縄問題などを取材・執筆するとともに、各地に足を運び運動につらなる。「「さようなら原発」一千万署名市民の会」ほかの呼びかけ人としても活躍。著書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • Hisashi Tokunaga さん

    老人の生き方をここで考えてみたいと思い手に取った。「叛逆」ってやはり青少年に捧げられる形容だなという印象でした。国の課題を列挙して行動している老人をトレースすると今日、昨日事を起こした人たちではない事がわかる。今日事を起こそうとするなら、「戦後民主主義を食いつぶした責任」に目覚める事でできるけど、やはりそれは浅薄の誹りを免れないだろう。自称叛逆老人はいつの世も死なない。そんな一時代の標本をつくると本書のようになるのかな?

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鎌田慧

1938年青森県生まれ。ルポライター。労働、原発、冤罪、沖縄問題などを取材・執筆するとともに、各地に足を運び運動につらなる。「「さようなら原発」一千万署名市民の会」呼びかけ人など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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