個人化するリスクと社会 ベック理論と現代日本

鈴木宗徳

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784326653911
ISBN 10 : 4326653914
フォーマット
出版社
発行年月
2015年01月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
336p;20

内容詳細

「自由な選択」のゆくえとは?「われわれの未来」を切り拓くために、近代にひそむ根源的なパラドクスに挑む。

目次 : ベック理論とゼロ年代の社会変動(ベック・テーゼを問いなおす/ 個人化論が受容された背景 ほか)/ 第1部 個人化する日本社会の課題(社会学史における個人と社会―社会学の課題の変容とそれへの理論的格闘/ 社会の構造変化と家族―「家族の機能」再考/ 日本型企業社会とライフコース―その成り立ちと個人化による揺らぎ/ 資本主義経済システムにおける人間関係の外部性)/ 第2部 個人化という謎を解き明かす(後期近代における監視社会と個人化―子どもの「見守り」技術の導入・受容に着目して/ 個人化社会における孤立と孤立死/ 道徳による貧困層の分断統治―一九世紀福祉史と個人化/ 日本型市民社会と生活保障システムのセカンドモダニティ―二つの個人化と複数性の条件/ 個人化のパラドクスを超えるために)

【著者紹介】
鈴木宗徳 : 1968年生まれ。1999年一橋大学大学院社会学研究科博士後期課程単位取得退学。現在、法政大学社会学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • 魚京童! さん

    希望を述べよ。

  • Y10i さん

    個人化についてたどる。リスク社会において中間でセーフティネットとしての役割を持つ家族とのつながりも分裂してきた現代。ベックの解く第一次近代、第二次近代に区切りをつけると、前者は封建体制の中ぱとろなーじぇという無償のアリストクラシーに基づいた慈悲でその役目をたどっていた、市民社会互酬性の思想、観点から生活保護バッシングのような性格が色濃くでて労働者のコモディティ化は自己責任の桎梏を据えた。

  • Akinobu Otani さん

    良書。

  • MaRuTaTSu さん

    「自立とは依存先を増やすこと」であり、”自立”といわれるのは、実は膨大なものに依存しているにもかかわらず「私は何にも依存していない」と感じられる状態のこと。

  • べ さん

    自己責任論  自分の選択の結果 だけどその選択は限られた選択肢のなかから 限られた資源のなかから

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