鈴木哲也 (日経ビジネス副編集長)

人物・団体ページへ

セゾン 堤清二が見た未来 日経ビジネス人文庫

鈴木哲也 (日経ビジネス副編集長)

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784296118533
ISBN 10 : 4296118536
フォーマット
出版社
発行年月
2024年02月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
416p;15

内容詳細

無印良品、ファミリーマート、パルコ、西武百貨店、西友、ロフト、吉野家―。これらはいずれも、堤清二という男が一代でつくり上げ、解体された「セゾングループ」という企業集団を構成していた。堤が時代をどのように捉え、どのような限界がグループ解体をもたらしたのかを明らかにする骨太のドキュメント。

目次 : 第1章 堤哲学が凝縮された無印商品/ 第2章 西武百貨店という未完の改革/ 第3章 自由な異端の地パルコ/ 第4章 専門店に生き残るDNA/ 第5章 「生活総合産業」の皮肉な結末/ 第6章 チェーン展開の理想と現実/ 第7章 人間・堤清二の夢と挫折/ 第8章 再びの敗戦―そごう・西武売却と池袋本店の運命

【著者紹介】
鈴木哲也 : 日本経済新聞編集委員。1969年生まれ。93年早稲田大学法学部卒業、同年日本経済新聞社入社。小売りやメーカー、サービスなど消費関連ビジネスを中心に取材してきた。2003年から07年は、米州総局(ニューヨーク)で、ウォルマートなどの企業取材を担当。日経ビジネス副編集長や日経MJ編集長、企業報道部長などを経て、23年から現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

ユーザーレビュー

総合評価

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • nishiyan さん

    単行本読了済。文庫化に際して追加取材をおこない、各章において加筆、文庫版まえがきと第8章「再びの敗戦-そごう・西武売却と池袋本店の運命-」が追加されている本書。第8章はそごう・西武がセブン&アイ傘下となって売却されるまでの歩みを紐解きながら百貨店の業態としての限界を解説している。面白かったのは61年ぶりの百貨店ストを決行した労組幹部へ取材しているところ。堤清二が西武百貨店に入店して最初にした仕事として知られる労組の結成。彼の残した最後の爆弾が百貨店が見せた最後の輝きであったように感じられてならなかった。

  • suma2021 さん

    異才鬼才の経営者と感じる堤清二が作り上げたセゾングループの栄枯盛衰を描かれた書。時代を先取り理念や感性が先行させながらここまで大きなグループを創る。その後バブル崩壊と不動産事業の失敗によりグループは解体する。とはいえ無印良品を代表に今でもセゾングループの企業が逞しく残っているのは興味深い。アンチテーゼから事業展開をしていきコト消費の先鞭をつけたことを鑑みても、もう少し評価されるべき方なのかとも感じる。流通に携わらない方々にも示唆に富むビジネス書だと思います

  • リットン さん

    世代的にセゾン?セゾンカードの?って感じで、よく知らなかったから、一昔前の歴史を知ったような気分。いまではバラバラに解体された帝国が昔あったみたいだが、盛者必衰の理に則るかのようだなと感じた。池袋の西武をヨドバシが買ったことへの地元の反発があったというニュースは見ていたが、なんでわざわざ住民が文句言うんだろと思ったが、昔の栄華のイメージがあったりもするんだろうなぁ。そういえば、数年前によく行っていた錦糸町のパルコは、西友も無印もロフトも入ってたけど、みんなセゾングループだったんだな

  • Tad さん

    セゾングループを作り上げた堤清二氏に関する本。西武百貨店をはじめ無印良品やLOFTなどセゾンの企業に対して私が持っているイメージは、個性的・洗練といったものなのですが、堤氏のリベラルで文化人的な思想が強く反映されているように感じました。マネジメントという観点での経営者としての力・実績についてはもしかするとネガティブな評価が相対的に多いのかもしれませんが、自身のフィロソフィーを具現化するという点から見るととても魅力的な人のように感じます。 堤氏は作家でもあるのですね。

  • Humbaba さん

    相手が何を求めているのかを徹底的に考えることは商売を成功させるうえで非常に重要なことである。誰もが真剣に考えているとは言うだろうが、考える際にはどうしても自分の中の凝り固まった部分がある。それは常識ともいえる部分であり、全てを疑っていたらいつまでたっても結論は導けない。ただし、場合によっては自分がそれにとらわれていないかを見直してみることも効果があるだろう。

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

ビジネス・経済 に関連する商品情報

おすすめの商品