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「超」入門 失敗の本質 日本軍と現代日本に共通する23の組織的ジレンマ

鈴木博毅

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784478016879
ISBN 10 : 4478016879
Format
Books
Publisher
Release Date
April/2012
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

野中郁次郎氏推薦!累計52万部突破、今もっとも注目される組織論の名著を、若手戦略コンサルタントが23のポイントからダイジェストで読む。「戦略性」「思考法」「イノベーション」「型の継承」「現場活用」「リーダーシップ」「メンタリティ」…今日の閉塞感に横たわる、日本的組織の負の構造を乗り越えるヒント。


累計52万部の組織論の名著をダイジェストで読む!
野中郁次郎氏(『失敗の本質』の著者)推薦!
「本書は日本の組織的問題を読み解く最適な入門書である」


なぜ日本は同じ過ちを繰り返すのか?
今、ロングセラーの古典『失敗の本質』が再び脚光を浴びています。
震災や原発事故への国の不十分な対応、リスク管理、情報の隠蔽……。
また、長年日本を牽引してきたソニーをはじめとする製造業の混迷、国際競争の中で次々と日本企業が敗れていく現実を前に、『失敗の本質』が明らかにした、日本的組織の特性に再度注目が集まっています。


日本軍と現代日本に潜む共通の構造
『失敗の本質』は大東亜戦争において、米軍より物量や技術面で劣っていたのではなく、日本という組織が持つ構造的・精神的な特性こそが最大の敗因であることを明らかにしました。戦局の前半で快進撃を続けた日本軍は、数々の作戦の失敗から学ぶことなく、雪崩を打って敗戦へと向かいますが、その裏では、組織が陥りやすい意思決定の矛盾や、大本営と現地とのコミュニケーション不全といった極めて今日的な問題が起きていたのです。
そうした日本的な組織の特性は、戦後の日本組織一般にも無批判に継承され、今日の日本企業の凋落と衰退を生み出す大きな要因となっています。


途中で挫折した人でも大丈夫!
『失敗の本質』は素晴らしい示唆を含みながらも難解で、最後まで読み通せた人、きちんと理解できた人は少ないかもしれません。
そこで、本書は若手戦略コンサルタントが23のポイントに整理して、日本軍と日本企業が直面する「共通の構造」を、普通のビジネスマンでも理解できるようにやさしくまとめた本です。みなさんが所属するあらゆる組織への応用も可能です。
「あのとき」と変わらない日本人が陥る思考・行動特性を明らかにした名著には、組織再生、日本再生へのヒントが満載です。



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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • ちくわ

    今の部署に異動した際に購入した懐古本B 個人的に大好きな名著『失敗の本質』を部署の皆にも読んでもらおうと思ったが…一人目の回答が「難解過ぎです!」で爆笑する。『内容が?文体か?もしや歴史に全く興味無い?』と感じたので、超訳版として本書を追加購入し、興味を抱いた若手にのみ読んでもらった記憶がある。自分は『失敗の本質』から多くを学ばせてもらったので、皆にも是非!との気持ちだったが…まぁ余計なお節介だな。正直、全然響いて無かったように感じた(笑)。最近の若い子らは成功者のサクセスストーリーの方が好きなのかもね。

  • Miyoshi Hirotaka

    夏になると盛り上がる平和教育。戦争の悲惨さは毎度強調されるが、時の経過とともに賞味期限切れになったのか、集団的自衛権や原発問題などと無理に関連付けらる。全体を通してみると論点があいまい。これは、重大なことに目をつぶるからである。戦争は指導者の気まぐれで起きるものではない。近代の大戦争はリスク管理の甘さを遠因とし、自己変革の先送りと状況判断の失敗を近因としている。日本的なものの影響もあるが、それは限定的で、原理原則は普遍だ。数百万人の尊い犠牲の上に築かれた繁栄を謳歌している我われは、過去に学び続けるべきだ。

  • ヘタ

    経営コンサルタントによる『失敗の本質』の解説、仕事への活かし方の解説本。『失敗の本質』を明快に要約、アメリカと比較し、具体的な事例をあげながら日本の組織の特徴・弱点を解き明かす。とても読みやすく面白かった。同時に、個人的な好みの問題ですが、もう少し説明があったらいいなと思うところもありました。アメリカの戦略や軍上層部による指揮などが簡潔に紹介されるが、その出典が明らかにされていない。もちろんアメリカの公式な文書からの要約であったり、通説の紹介であり嘘はないのでしょうけども、

  • えちぜんや よーた

    すでに「失敗の本質」は読んでいました。その上で言いますが、この本を読んだだけでは問題解決能力は身に付かないと思う。分かりやすく説明しすぎて、日米の単純な比較が目立ち個人的には物足りなかった。まず本家版を読む。次に沖縄戦の作戦主任参謀だった八原大佐の手記を読む。続いてトルストイの「戦争と平和」あたりを通読する。要は思考を深めていくことが肝要。戦争末期の高級将校には思索を深める習慣が欠落していたことが指摘されているが、現代に生きる我々も同じ。その点についてもっと注意喚起を促してほしかった。

  • みんと

    原書の「失敗の本質」が難解な人はとっかかりとして、こちらを先に読んでみるのがよいかもしれない。 組織の中でのイノベーションを成功させるためには、同じ指標を追っていたり、単純な高性能・高価格であったりしては敗北の原因となる。 自分の頭の中の限界を、組織の限界と決めつけたりしてはいけない。 組織の可能性を無限に見いだせるのがリーダーなのである。 過去の成功の要因を把握しつつ、常に想定外の変化にも対応できるようにし、生き残りをかけるのだ。

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