経済学的自然観の歴史 土地と労働の学説史の分析

金子甫

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784830942440
ISBN 10 : 4830942444
フォーマット
出版社
発行年月
1997年02月
日本
追加情報
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22cm,292p

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読書メーターレビュー

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  • てれまこし さん

    土地と他の財との区別は形骸化してる。だが、どういう訳か経済学説においては、マルクスや近代経済学者に至るまで、自然を人間に並ぶ生産主体として捉える見方が根強く残った。中世的自然観が労働価値説の正当化に都合がよかったからという見立てだが、自分などは大地の女神信仰の名残がないかと疑う。著者の意図は労働価値説を否定するところにあって、自然の恵みなど宗教・哲学に任せて労働と資本の経済学を徹底したい。だが、環境問題が焦眉の課題となった今では、むしろこの経済学をかつてそれが派生した哲学にもう一度埋め直す必要がありそう。

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金子甫

昭和7年東京市(現在、東京都)に生まれる。満洲の奉天市(現在、中国の瀋陽市)で少年時代を過ごし、終戦の翌年、昭和21年10月に引き揚げ(博多港上陸)。昭和31年九州大学経済学部卒業。昭和37年九州大学大学院経済学研究科博士課程単位取得。著書に、『毛沢東思想の全体像―本質と歴史・井崗山から核大国へ』(

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