福島を生きる人びと フォト・ルポルタージュ 岩波ブックレット

豊田直巳

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784002708935
ISBN 10 : 4002708934
フォーマット
出版社
発行年月
2014年03月
日本
追加情報
:
94p;21

内容詳細

自民党政権が復活し、原発推進の動きが息を吹き返している。しかし、福島原発事故は収束の目処もなく、被害は拡大し、人びとの苦しみが続いている。被曝への不安、展望のみえない避難生活、仕事や暮らしを奪われ自ら命を絶つ人―。震災直後から取材を続け、映画『遺言―原発さえなければ』を完成させた著者が、住民たちの声とともに、福島の現実をカラー写真とルポで鋭く描き出す。

目次 : はじめに―忘却がもたらすもの/ 第1章 原発事故が奪った命/ 第2章 被曝と健康への不安の中で/ 第3章 残ること、避難すること/ 第4章 新たな「完全神話」に抗して/ おわりに―私たちも福島を生きている

【著者紹介】
豊田直巳 : フォトジャーナリスト。日本ビジュアル・ジャーナリスト協会(JVJA)会員。1956年静岡県生まれ。1983年よりパレスチナ取材を開始。1995年以降は中東のみならず、アジア、バルカン半島、アフリカなどの紛争地をめぐり、そこに暮らす人びとの日常を取材している。2011年3月11日に発生した東日本大震災・原発事故の翌日から、福島の現地に入り、取材を開始した。2003年、平和・協同ジャーナリスト基金賞奨励賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • ユーさん さん

    写真と文章を見て、続編を読もうと即決。我々では簡単に語る事が出来ない事実だけに一歩踏み込んだ取材と撮影を行うにはかなり勇気が必要だったのは間違い無いと思います。それでも国民や読者に届けないといけない真実を探り続けた筆者の思い。

  • がんぞ さん

    「長期にわたる電源喪失は考えられない」(福島第二では重い送電線を60pごとに人が支える人海作戦でしのいだ)、「ほとんど起こり得ないようなリスクに対処していたら切りがない(民主党の『事業仕分け』)」、安全と唱えるうちに自ら信じた『安全神話』で(民主党だけを責められない、日本の《言霊思想》で不吉なことは口にすまいと思考停止して)避難計画も被爆対策も全くなし(食糧与えられず、避難「餓死」さえあった)。「計画停電」(無計画に信号機を消灯だけでも死者が複数でた)の無様は忘れられたかに都会は煌々と灯りを点しているが‥

  • がんぞ さん

    フクシマ事故処理の核心である“融解核燃料取り出し”までには数十年かかり俺はまず見られない、技術開発の目処は立っていない(朝鮮戦争でマッカーサーは黒龍江以北に逃げ込む“中共義勇兵”に手を焼き“核のチリ”を撒いて通過不能にすることを提案した。ソ連に原爆があって報復の恐れが無ければ敢行されたかも知れない。米軍により統一を得ようとした李承晩、外患を呼び込んだ金日成の罪は重い。干渉しないと米国を甘く見た?)。核廃絶は人類の課題だが、核のない北朝鮮は中国へ脅迫の材料も無くなり食糧不足最低国となる、誰が正恩を説得する?

  • tu-ta さん

    タイトルは「福島を生きる人びと」だが、第1章に書かれている福島への無策に殺された(生きていない)人びとの記録が非常に印象に残る。 原発事故で避難を余儀なくされた複数の自殺の経過や身近な人の証言が紹介されている。なぜ、彼や彼女が自死を選ばざるを得なかったのか、単純に語ることはできない自死だが、その無念などが立体的に見えてくる。 読書メモ書きました。URLはコメント欄に

  • Noboru さん

    2014年読了。

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豊田直巳

フォトジャーナリスト。日本ビジュアル・ジャーナリスト協会会員。1956年静岡県生まれ。東日本大震災・原発事故の翌日から福島の現地に入り、取材を開始した。平和・協同ジャーナリスト基金賞奨励賞。第66回産経児童出版文化賞大賞(『それでも「ふるさと」』全3巻)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載され

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