建築ものづくり論 東京大学ものづくり経営研究シリーズ

藤本隆宏 (書籍)

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784641164147
ISBN 10 : 4641164142
フォーマット
出版社
発行年月
2015年07月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
495p;21

内容詳細

特殊と見られがちな建設業を、製造業と同じ「ものづくり論」「ものづくり産業」として分析。経営学、建築学の研究者が、新しい知見を求め、幾重にも議論を重ねて実現した。日本の建設業の強みと弱みを示し、一品一様の特注生産を行う産業にも示唆に富む。

目次 : 建築の「ものづくり分析」を行う意味/ 第1部 ものづくり経営学から見た建築(建築物と「広義のものづくり」分析/ 日本型建築生産システムの成立とその強み・弱み―ゼネコンを中心とした擦り合わせ型アーキテクチャの形成と課題/ 建築における価値創造―建築設計、建築施工において求められる「機能」の実現/ プロダクトからサービスへ)/ 第2部 建築ものづくりの特徴(建築の特徴のとらえ方―これまでのつくり手の視点から使い手の視点へ/ 「アーキテクチャ」から見た日本の建築ものづくり/ 建築におけるアーキテクチャの位置取り戦略)/ 第3部 建築ものづくりにおける課題と展望(建築の顧客―建築は誰が評価するのか/ 建築物の価格設定―建築物の価格はなぜ決まりにくいのか/ 建築産業の契約に関する分析―ゲーム理論と情報の経済学の応用/ 建築の組織論―どのような組織、どのようなマネジャーが必要か)/ 建築産業のものづくりのあり方

【著者紹介】
藤本隆宏 : 1955年生まれ。現在、東京大学大学院経済学研究科教授

野城智也 : 1957年生まれ。現在、東京大学生産技術研究所教授

安藤正雄 : 1948年生まれ。現在、千葉大学名誉教授

吉田敏 : 1963年生まれ。現在、産業技術大学院大学産業技術研究科教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

ユーザーレビュー

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • May さん

    建築生産システムに関する研究にとって経営学のアーキテクチャ論は有力な拠り所かもしれないけど、もっと社会科学的or工学的な手法の整理が進めばなあと思います

  • Mikio Kitayama さん

    吉田先生の師匠の藤本隆宏先生が中心にまとめた本

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