中国軍事大国の原点 〓小平軍事改革の研究

茅原郁生

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784883601066
ISBN 10 : 4883601064
フォーマット
出版社
発行年月
2012年04月
日本
追加情報
:
563p;22

内容詳細

目次 : 中国の軍事改革研究の背景と問題/ 第1部 革命軍から国防軍への脱皮―毛沢東の軍隊からの決別(解放軍の建軍の経緯と毛沢東の軍隊/ 人民戦争戦略の実態と「毛沢東の軍隊」の課題/ 建国後の対外戦略の展開と中越戦争の教訓/ 〓(とう)小平復権と総合的な軍事改革の推進)/ 第2部 国防戦略の確立と近代化に応じた軍種戦略―1980年代を中心に(戦争観の転換と「現代条件下の積極防御戦略」の確立/ 核戦力の開発と「最小限核抑止戦略」/ 100万人兵力削減と「戦区戦略の模索」/ 近代海軍の建設と「近海防衛戦略」の誕生/ 空軍の戦略軍化と「攻防兼備防空戦略」の萌芽)/ 第3部 〓(とう)小平主導の国防近代化政策と残された課題(軍の編成・制度の改革と国防軍化の課題/ 国防大学の創設など軍人の教育訓練の近代化と人的戦力の課題/ 兵器・装備の近代化と残された課題―新兵器開発・製造の基盤と兵器の輸出入/ 中国の国防費の制御と生産活動にかかわるジレンマ/ 中国における党軍関係の改革と残された課題)/ 1980年代の軍事改革の今日的な意義と残された課題

【著者紹介】
茅原郁生 : 1938年生まれ。1962年防衛大学校卒業。陸上自衛隊で連隊長、師団幕僚長など歴任(元陸将補)、外務省中国課出向、英ロンドン大学客員研究員、防衛研究所研究室長、同研究部長を経て1999年から拓殖大学国際学部教授(専攻は中国政治・軍事、アジアの安全保障問題)、2009年定年退職。現在同大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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1980年代のトウ小平の中国軍の改革を中国の...

投稿日:2021/04/08 (木)

1980年代のトウ小平の中国軍の改革を中国の軍事大国化の原点として捉え、国防費を抑制し量から質への転換を図るために兵力削減を行うなどの軍の改革の諸政策を解説し、残された課題を指摘しています。現代の中国軍のルーツを探る1冊です。

一郎 さん | 千葉県 | 不明

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人物・団体紹介

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茅原郁生

1938年生まれ。1962年防衛大学校卒業(6期陸)後、陸上自衛隊幹部任官。連隊長(大阪隊区担当)、第7師団司令部幕僚長等を経て、1994年防衛研究所で文官研究職に転官(元将補)、同アジア研究室長、国際地域研究部長を歴任。この間、外務省(アジア局中国課)出向、英ロンドン大学客員研究員など。1999年

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