未来の社会学 河出ブックス

若林幹夫

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784309624761
ISBN 10 : 4309624766
フォーマット
出版社
発行年月
2014年10月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
247p;19

内容詳細

未来、すなわち「未だ来たらざるもの」を、私たちは想像し、思考し、それに社会的な意味や機能を与えてきた。そもそも時間とは何か。古今東西、人類はいかに「未来」を語ってきたか。そして、いかにそれを熱烈に待望し、それに希望を見出し、あるいは、とりつかれてきたか―さまざまな時代と社会における未来の「取り扱い方」を問い直し、未来が失われたかのような現在のリアリティを照射してみせる、社会学的冒険の書。

目次 : 第1章 未来のありか、時間のありか(時間は存在しない?/ 未来の時間と事物はどう存在するか)/ 第2章 時間の形と未来の来方(さまざまな未来/ 時間の見方と歩き方)/ 第3章 近代における未来(旅と発見、進歩と発展―近代的未来の地形と風景/ 近代的未来の条件(1)―過程としての歴史/ 近代的未来の条件(2)―資本制=ネーション=国家と科学技術)/ 第4章 未来の現在(未来の見える窓/ 現在における未来)

【著者紹介】
若林幹夫 : 1962年東京生まれ。東京大学大学院社会学研究科博士課程中退。博士(社会学)。現在、早稲田大学教育・総合科学学術院教授。専門は社会学、都市論、メディア論、時間・空間論(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • 壱萬弐仟縁 さん

    未来と呼ぶのは、世界のなかの事物の振動や反復や継起を時や類似の同一の言葉、範疇で表象し、対象化する時の今よりも後の時のこと(41頁)。非同一性の同一性のなかに未来の時間がある(42頁)。中江兆民『三酔人経綸問答』の洋学紳士曰く、遅れた地域と進んだ地域、遅れた国民と進んだ国民がいるという指摘がある(148頁)。何を基準に遅れ、進んでると見なすか? 年初の早々の課題である。

  • takao さん

    ふむ

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