原発より危険な六ヶ所再処理工場

舘野淳

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784780716122
ISBN 10 : 4780716128
フォーマット
出版社
発行年月
2017年04月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
112p;21

内容詳細

原発の中では「5重の壁」に閉じ込められていた放射能が、「裸」(非密封)の溶液として大量に配管・機器の中を流れていく危険な化学プラント―これが再処理工場です。本書は、再処理工場で勤務した技術者の体験も含めて、再処理工場の仕組みや、漏洩、火災爆発、臨界、耐震性などの危険性をわかりやすく解説しました。

目次 : 第1章 再処理工場とは何をするところか/ 第2章 六ヶ所再処理工場の仕組みと運転経験から見た問題点/ 第3章 原子力規制委員会は何を審査したのか/ 第4章 六ヶ所再処理工場の耐震安全性/ 第5章 動燃東海再処理工場の建設・試運転などが示したもの/ 第6章 世界の再処理工場とその事故例

【著者紹介】
舘野淳 : 1936年旧満州国奉天(現瀋陽)市生まれ。1961年東京大学工学部応用化学科卒業、日本原子力研究所入所。1997年から中央大学商学部教授。2007年中央大学退職。現在核・エネルギー問題情報センター事務局長

飯村勲 : 1940年旧満州国ハルビン市生まれ。1965年岩手大学工学部応用化学科卒業、原子燃料公社(現日本原子力研究開発機構)入社。1971年東海再処理工場(TPR)勤務。1992〜1996年日本原燃(JNFL)六ヶ所再処理工場(RRP)へ出向。2000年60歳定年退職

立石雅昭 : 1945年大阪市生まれ。大阪市立大学卒業、京都大学大学院修了。1979年から新潟大学理学部で教育研究に携わる。専門分野は地質学。2007年中越沖地震によって柏崎刈羽原発が被災後、新潟県の「原子力発電所の安全管理に関する技術委員会」委員となるとともに、原発問題住民運動全国連絡センター代表委員の一人

円道正三 : 1943年北海道生まれ。1965年茨総訓原子力科修了。1965年原子燃料公社入社(1967年動力炉・核燃料開発事業団に吸収)。高速増殖炉燃料、新型転換炉燃料の検査業務に従事。高速増殖炉燃料の開発で2件の特許取得。動力炉核燃料開発労働組合東海支部執行委員長(2期)、中央執行委員長(前期)、東海村村会議員1期。日本科学者会議会員、核エネルギー問題情報センター常任理事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • yo yoshimata さん

    再処理施設の技術的な側面を分かりやすく説明しています。特に、再処理工場における重大事故とは何か、世界の再処理工場の現状と自己遍歴など学ぶことが多かった。

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