ハシズム! 橋下維新を「当選会見」から読み解く

第三書館

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784807412006
ISBN 10 : 4807412000
フォーマット
出版社
発行年月
2012年01月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
253p;18

内容詳細

いっつもアホなこと言うてる大阪のオッサンも「アホなこと言いなっ」と突っ込んでるオカンもみんなでハシズムに酔ったのはナゼ!?大阪ダブル選挙に圧勝した直後の記者会見を全文収録しそのワケをコメンテーターとともに読み解く。

目次 : 第1章 橋下徹の言論テクニックを解剖する―中島岳志(北海道大学大学院准教授)/ 第2章 橋下維新「当選会見」全記録―2011年11月27日/ 第3章 ハシズムの正体を知る―コメンテーターたちが見た橋下維新(ハシズムの不吉な風(上野千鶴子(東京大学名誉教授))/ 民意(多数意見)の効力が及ぶ範囲について(藤田真利子(「アムネスティ・インターナショナル日本」理事長))/ みずから独裁への道の敷石となる者(池田香代子(作家、翻訳家))/ 橋下維新を嗤うざこば、ざこばを笑う記者(野田峯雄(ジャーナリスト))/ 「日本版カダフィ」としての橋下徹(小滝透(大阪府在住・ノンフィクション作家))/ 「誰かが自分より得・楽してるっぽい」問題(雨宮処凛(作家、活動家))/ お上頼みに変身した大阪人気質(松井宏員(毎日新聞記者))/ すでに「改革」されている大阪府の公務員たち(喜多彩(大阪府在住・ソーシャルワーカー))/ 「脱原発」がホンマモンへの試金石(荻野晃也(電磁波環境研究所長))/ 「閉塞感」が招いたハシズム(田和俊哉(元代議士秘書)) ほか)/ 第4章 検証・「ハシズム」の語られ方―第三書館編集部

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • マウンテンゴリラ さん

    財政・経済にしろ、教育問題にしろ、社会情勢(犯罪率等)にしろ、今大阪が抱えている問題の深刻さは尋常なレベルではなく、何らかの手当てが必要であろうことは感じているが、橋下氏の掲げる構想に安易に乗ることは非常に危険であるということはとてもよく理解できる。政治家として、かつて絶大な人気に支えられ、単純な善悪二元論でポピュリズム的手法を推し進めた小泉純一郎氏と重なるイメージが強く、氏が政治的にプラスの成果を残したかを考えると、橋下氏に対しても、漠然とではあるが期待感以上に警戒感が必要であると感じる。

  • Miguel さん

    橋下、堺屋の「体制維新-大阪都」に続いて反橋下の人達のこの本を読了。両派の主張の出発点がこれほど違うのかと思うぐらい違うので、「そりゃー、会話、成り立たんわ」って思いました。どちらが正しいか、4年後には明確になってるのかな?

  • しろくまZ さん

    中島岳志による橋下式の言論テクニックの解剖と、当選直後の橋下のインタビュー記事などがメイン。上野千鶴子などの著名な人の寄稿もあるが、中には橋下に対する冷笑、嘲り、諦めといった態度が見え隠れする寄稿者もいる。橋下・維新に対抗するのは、そのような態度は御法度だと思う。橋下式の下品な言葉の土俵に乗る必要性は全く無いが、言論によって、真摯で丁寧に、そして誠実な態度で橋下・維新の政治手法の危険性を批判しないと、多くの市民は納得しないであろう。既に、全体主義の種は蒔かれており、非常に危惧している。

  • 雨巫女。@新潮部 さん

    《私‐図書館》当選記者会見は、あまりにも長すぎて、ダイジェストしか見てなかったちょうどよかった。今のままでは、いけない。ちょっと過激ですが、いいのでは、とも思う。しかし、外野席にいる私はそう思う。

  • muny さん

    中島さんの分析が腑に落ちた。理性というものはしっかりと意識しつづけないともろいものだと感じた。

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