映しと移ろい 文化伝播の器と蝕変の実相

稲賀繁美

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784909832122
ISBN 10 : 4909832122
フォーマット
出版社
発行年月
2019年09月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
737p;22

内容詳細

既存の学問領域の垣根を乗り越えた先にあるものは何か。多文化間の文化伝播における接触と変成の実相を、「うつし」「うつわ」「うつろい」のキーワードを頼りに学際的かつ多角的に分析。従来の思考法の限界をあぶりだし、これまでの比較言語学、比較文化論にとどまらない、次世代の表象文化論、情報理論のモデル構築を目指す!

目次 : 第1部 “情報伝達”における恒常性と可変性/ 第2部 “枠組”と選択的透過性―「バケツ理論」から「ザル理論」へ/ 第3部 “インドラ網”―因果律から縁起へ/ 第4部 “輪廻転生”―時代錯誤から自己同一性の再定義へ/ 第5部 “接触界面”屈曲・吸着・発散/ 第6部 “中動態”受動でも能動でもなく/ 第7部 “主体の解体”と“相互性”

【著者紹介】
稲賀繁美 : 1957年東京生まれ、広島育ち。現在は国際日本文化研究センター・総合研究大学院大学・教授、放送大学・客員教授。国際日本文化研究センター・元副所長、総合研究大学院大学・文化科学研究科・元研究科長。東京大学教養学部教養学科卒。大学院比較文学比較文化専攻・単位取得退学。パリ第7大学博士課程修了(新課程統一博士号)。サントリー学芸賞、渋澤クローデル賞特別賞、倫雅美術奨励賞、和辻哲郎文化賞、フランス建築アカデミー出版賞ほかを受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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