“戦える”自衛隊へ 安全保障関連三文書で変化する自衛隊

稲葉義泰

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784802213578
ISBN 10 : 4802213573
フォーマット
出版社
発行年月
2023年10月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
192p;19

内容詳細

日本を取り巻く国際環境は、重大な危機を迎えている。中国はアメリカに対抗できるほど軍事力を強大化させ、台湾侵攻は現実的脅威となった。また、北朝鮮は核兵器を手にして、日本やアメリカに弾道ミサイルの照準を突き付けている。そしてロシアによるウクライナ侵攻は、現代に国家間戦争の恐怖を蘇らせた。日本を守るため、自衛隊は大きく変わろうとしている。

目次 : 序章 安全保障関連三文書で日本はどう変わる?/ 第1章 スタンド・オフ防衛能力―射程三〇〇〇キロメートル ケタ違いの長射程装備を自衛隊はどう用いるのか/ 第2章 統合防空ミサイル防衛(IAMD)―弾道ミサイル、極超音速兵器、無人機…空の脅威から日本を守る新たな防空態勢/ 第3章 無人アセット防衛能力―現代戦に不可欠な「無人兵器」が、将来の自衛隊の姿をどう変えるのか?/ 第4章 領域横断作戦能力―宇宙・サイバー・電磁波 「領域」をいかに連携させるのか/ 第5章 指揮統制・情報関連機能―「叩きたい相手」と「叩く手段」をマッチングさせる/ 第6章 機動展開能力・国民保護―東西一〇〇〇キロメートル、南西諸島への展開を支える輸送力/ 第7章 持続性・強靱化―進化を続ける自衛隊だが、足腰の部分はどうだ?/ 終章 「戦うため」でなく、「戦いを避けるため」の防衛力

【著者紹介】
稲葉義泰 : 専修大学大学院法学研究科公法学専攻博士後期課程在学。主に国際法や自衛隊法などを研究。また『軍事研究』等の軍事専門誌で軍事を法的側面から分析した記事を多数寄稿している

JSF : 2000年代初頭からインターネット上のブログ等で活動開始、2013年1月からYahoo!ニュース個人(現Yahoo!ニュースエキスパート)で執筆を開始。現代兵器の動向を追い、多くの解説記事を執筆している

数多久遠 : 元航空自衛隊幹部自衛官。現作家兼軍事評論家。『黎明の笛』で作家デビュー。テクノスリラーを中心に自衛隊を描いた小説を執筆する傍ら評論活動も行う

井上孝司 : 1999年春にマイクロソフト株式会社(当時)を退職して独立。現在は航空・軍事・鉄道といった分野で著述活動を展開中。メカニズムや各種システムを得意分野とする

芦川淳 : 雑誌編集者を経て1990年代末頃から防衛ジャーナリストとして活動開始。専門誌を軸に自衛隊の現状を伝える記事を寄稿しつつ、一般書籍やTV番組の企画や監修等にも携わる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • メロン さん

    昨年10月導入予定のトマホーク巡航ミサイルを前倒し、ブロックIVのものとなることが報道された。その際に一部報道やネットでは「またアメリカから旧型の物を買わされた」という批判が噴出した。トマホーク自体は70年代に開発が始まった兵器であることは事実である。しかし、この議論は全く的を射ていない。トマホーク自体のバージョンブロックIVは21年採用、米軍でも主力である。例えるならiPhone14を買う予定だと言ったらiPhoneなんて3Gは発売2008年そんな古いもの買うの?と言うほど滑稽な話である。→続く

  • 鈴木 さん

    年末年始の読書の一環で読了。 稲葉先生含む防衛関連の著名な方々により、安保三文書発刊後の我が国の防衛政策について平易かつ詳細にまとめられている。 何より素晴らしいのが、10月発売にもかかわらず8月発表の令和6年度概算要求の内容が既に盛り込まれていることだ! 12月末に令和6年度予算案が示されたので、本書と予算案を照らし合わせながら知識をアップデートするのが良いだろう。

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稲葉義泰

専修大学大学院法学研究科公法学専攻博士後期課程在学。主に国際法や自衛隊法などを研究。また『軍事研究』等の軍事専門誌で軍事を法的側面から分析した記事を多数寄稿している

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