北朝鮮とイラン 集英社新書

福原裕二

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784087212297
ISBN 10 : 4087212297
フォーマット
出版社
発行年月
2022年08月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
256p;18

内容詳細

二〇〇二年、米国ブッシュ大統領の一般教書演説で「悪の枢軸」と名指された北朝鮮とイラン。負のイメージで覆われた二つの国家は、なぜ「核」問題を通じて既存の国際秩序に抗い、二〇年後の現在もなお、世界の安全保障の台風の目であり続けるのだろうか?本書は、長年にわたって現地調査を行い、両国の「素顔」を知悉する専門家がタッグを組み、その内在的な論理に接近した注目の論考である。核兵器拡散の脅威が日々高まるなか、負のレッテルの向こう側にある「正体」の理解抜きに、混乱を極める国際政治の将来は語れない。

目次 : 第1部 北朝鮮の「正体」―メタ・フィクションな国家・社会(内部で何が起きているのか?/ 理想と現実のズレ/ 核問題の展開/ 北朝鮮にとっての「安全の保障」/ 「悪の枢軸」の亡霊からの解放)/ 第2部 イランの「正体」―米・イ対立の展開を中心に(現代史に見るイランの抵抗と挫折/ 革命下のイランと「大悪魔」米国/ 米国の政策とイラン―深まる不信感と敵意/ イランの「党派対立」と米国―九・一一から「悪の枢軸」発言へ/ 「核兵器開発」疑惑の変転とイラン ほか)

【著者紹介】
福原裕二 : 1971年生まれ。島根県立大学教授。専門は、朝鮮半島の政治・外交

吉村慎太郎 : 1955年生まれ。広島大学名誉教授。専門は、イラン近現代史、中東国際関係(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • skunk_c さん

    本書は両国の関係について書かれたものではない。アメリカによって「悪の枢軸」という評価を下された両国について、それぞれ歴史や政治の動きを見ながら、その実態を明らかにしようとしている。北朝鮮については、東西対立という国際環境の中で、金日成が主体思想を確立、その目標は「建設と革命」を指導者に導かれた党の方針により成就すること(これを著者は「フィクション」と呼ぶ)であり、そもそも社会主義が理念的なのだが、それをある意味徹底しているとも言える。そしてそれを阻害するアメリカに対し、核によって対抗する政策をとっている。

  • Masakazu Fujino さん

    アメリカ合衆国大統領🇺🇸に「悪の枢軸」と名指しされて20年、私たちがいかにアメリカに偏った評価で国を見ているかを、考えさせられる。

  • ひさたけ さん

    アメリカによって悪の枢軸と名指しされた2国をそれぞれ取り上げた本。両国の簡単な政治史にも触れられている。北朝鮮については60年代くらいまでは韓国よりも経済成長をしていたらしく、冷戦崩壊後に孤立してしまったために強硬な姿勢を取り飢餓状態になった事などが書いてある。今はそれなりに回復しているらしい。イランも911テロ直後はアメリカに同調してたんだな、知らなかった。それなのにいきなり手のひら返されて悪の枢軸って…。日本も他人事じゃないけどどの国も大国に振り回される運命なのがわかる。

  • Satoshi さん

    ◎北朝鮮よりイランに興味があって。悪の枢軸と呼ばれたのが記憶に新しいが一方で街中を自由そうな若者が歩いてる印象だった。本書を読むと、イラン国内のクルド系、リベラル派、イスラム教重視派など派閥のバランスがそのときの外交方向を変え、さらにアメリカの時の大統領によって変えられてしまう。特にユダヤ人系の影響がとても大きいとのこと。ブッシュやトランプを思い出すと確かに。いろんな国があるのでやはり思いやるにはお互いに勉強が大切か。

  • くらーく さん

    主に北朝鮮のところを。枢軸国ってレッテルを貼って、どの国も同じように扱っているが、当然、それぞれ事情は異なる訳です。枢軸のイメージの根底にドイツ、日本があるのが辛いなあ。もう、1世紀近くたつのにね。 さて、北朝鮮ですが、正直面倒な国と思います。朝鮮の意味(中国の属国)、民主主義、人民共和国であります。さらに、主体思想。どれも、意味があって、思いがこもっているそうです。しかし、全てが逆。。。アイロニーだな。 本書の中で、北朝鮮の人の回答がまた考えさせられる。P.36-37のエピソードはなあ。日本もそうかも。

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